ファミリーマートも生鮮販売開始 | マーケティングジャーナルカフェ

ファミリーマートも生鮮販売開始

ローソンについで、ファミリーマートも生鮮食品の取り扱いを始めた。
コンビニはもはや仕入れることのできるものは、なんでも売っていく構えであるようにみえる。

確かに、もう「近くて便利」「いつでも開いてる」だけでは、売上を伸ばすのは難しい。
だから、これまで扱ってこなかった商品を積極的に売っていこうとするのはよく分かる。

しかし、当然、そこには新たな問題が浮上してくる。
例えばデジカメプリントサービスを扱い始めた時、新しい売り上げを取れるが、後に、隣に写真屋が出店してきた場合、わずかな影響とはいえ、競合店の出現となり、昨日まで取れていた売上を減らすことになる。

それと同じように、生鮮品の取り扱いにより、スーパーはもちろんのこと、これまでそれほど意識してこなかった昔ながらの八百屋も競合店となるだろう。
つまり、自ら敵を増やすということである。

そこでもう一つ問題となってくるのは、新しい業態へ変化していきながら、どうブランドイメージをひきあげていくかということである。
ただコンビニが生鮮を取り扱いはじめたからといって、売れるとは限らないと考えるべきである。
繰り返し述べるが、「ただ便利なだけ」では、もはや売りを取れる時代ではない。
ローソンやファミリーマートは、ある種ミーハーな形で、ショップ99をまねするように生鮮を始めたように映る。
これに対し、セブンは静観をしている。

売れてるスタイルを模倣するのが一番簡単なのかもしれないが、敵を招くのも早い。
もう一度言うが、「ただ便利なだけ」のお店ではなく、「遠くても足を運びたくなる」お店を目指すことが、最も難しく、目指すべきところはそこなのだと思う。