彼女たちは、すぐに泣き出します。
緊張すると泣いてしまうし、張り詰めた気持ちが緩んでほっとすると、やっぱり泣きます。
悲しい時はもちろん、寂しい時、嬉しい時、悔しい時…
崩れ落ちて号泣する子。
唇を噛みしめて震えながら、耐え切れずに涙する子。
気丈にも、じっと前を見据えて表情を変えず、でも真っ赤に腫らした目から涙がこぼれ落ちてしまう子。
「なんなんだ、これは!?」
衝撃を受けました。
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えっ?
何の話かって?
ていうか、また一年近く放置じゃ~
昨年の北アと西丹を最後に山から遠ざかり、寒いからとバイクも乗らずにいたら、あっという間に暑くなってしまいましたよ!
ランクル子も一年で3,000Km弱走りました。(燃費悪いから、あんまし乗らんのよ…)
あっ、でも先日、マスツーやら今年の山開きに行ったりしたんで、そのうちレポします。(ほんとか!?)
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そうそう、「衝撃」の話でしたね。
ひょんなことから観た「悲しみの忘れ方 ~ DOCUMENTARY of 乃木坂46」です。
2015年、夏前の公開でしょうか。
ご覧のとおりのアイドル映画!
何かのご縁でわたしのブログをご訪問頂いた方々のうち、おそらく95%の人は未知の世界だと思いますので、内容を簡単にご紹介するとともに、ここは何故か熱く語らせて頂きます!
わたしは、別に乃木ヲタでもアイドル好きでもないと思っているのですが、あほ娘が見るテレビの歌番組を一緒に眺めているので、その辺のオヤジたちよりは、AKBや乃木坂メンバーの顔と名前は一致しております。
(うそ、実は結構好き!)
プロフィールでは、Bob Marley, Jackson Browne,高田渡さん好きを自認してるはずなんですけど…
で、映画は、彼女たちの過去から現在(2015年初夏)を追い続けたドキュメンタリーです。
加入前の姿、オーディションを経てグループを結成、デビューから現在に至るまで、テレビで見せる彼女たちの笑顔からは想像しがたい姿が、母親目線(ここがミソ!)のナレーションで語られます。
同級生の悪意ある言葉に傷つき、心を閉ざして不登校になった子。
いじめに遭い、スクールカーストでは底辺にいたと告白する子。
貧しい生活から抜け出したかった子。
コミュニケーションが大の苦手で100%向いていない世界なのに、何かが変わるのではと考えた子。
そして、音楽の世界で生きていくんだと強い決意で挑んだ子。
いろんな理由があるけれど、みんな、ただ純粋にきらきらと輝きたかったのだと思います。
さて、AKB48の公式ライバルとして鳴り物入りのデビューを果たした彼女たち、不慣れながらも一歩ずつ坂をのぼってきたかに見えましたが、メンバーのスキャンダルや不祥事が響き、内定していた筈の2014年の紅白はまさかの落選。
大人たちの思惑に翻弄され、それでも2015年こそは何が何でもという想いで必死に走り続けます。
わたしがこの映画を見たのは今年に入ってからなので、公開後の出来事がさらに重なります。
親父目線で見ているうちに、題名の意味が理解できると、序盤から涙腺崩壊です。
(映画館で観なくてよかったですね…)
2015年の夏曲、12thシングル「太陽ノック」では、AKBから戻った生駒里奈さんがセンターに復帰しました。
この映画も事実上、彼女が主演といっていいでしょう。
でも握手会が苦手な生駒さん、正直言ってファンの人気は下降気味でした。
周りのメンバーはもちろん、本人も自覚しています。
ただ、世間の知名度は群を抜いていました。(もちろん実力も兼ね備えていますが…)
彼女を前面に押し出して紅白を勝ち取るのが運営サイドの戦略なのか?
だとしたら、なんて残酷なんでしょう…
一方、遡ること2013年、「大人たちの判断を受け入れられない」と1期生達が戸惑う中、2期生の堀未央奈さんが衝撃的にセンターに抜擢されるも、一曲ごとに序列を落とし、この曲ではついに屈辱の選抜落ちを経験します。
悔しさのあまり、床にへたり込んだまま動けなかった彼女の姿が忘れられません。
映画で描かれているのは、この頃までの出来事でした。
~ 長くなりそうなんで、つづく ~
(まだ、語るのか!?)
See you again!maimai