●濾胞性歯嚢胞日記 その7(トリスじゃ!) | かものはしの中途半端な日々

かものはしの中途半端な日々

山登りと四駆とバイク、人生後半、あいかわらず中途半端にすごしている日々の記録です。

(前回までのあらすじ)


「キング・オブ・OYASHIRAZU」(略してオヤッシー)
  VS 
「マスター・オブ・ZENMA」の決着やいかに!?



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さて、こうした充実した日々も、あっという間に終わりを迎えます…



ジェントル先生の神業的手術のおかげで、心配していた神経障害もありません。


「○○さん、今日で術後一週間、抜糸とガーゼ交換をしますね。

少し痛むかもしれませんが、再度、腫れたりしなければ、明日には退院しましょう!」


(だから、絶対「少し」じゃないでしょ!!)



骨の中に詰めるガーゼは、幅3センチ×長さ20センチくらいでしょうか?

「創腔が小さくなるに従って、ガーゼの量を減らして行くんですよ!順調にいけば、傷が塞がるまで、週1回の交換で2か月くらいです」(相変わらず、ためになるブログですね!)



まずは、骨の中に詰まっているガーゼの端をつまみ、「シュルシュル」と引き抜と、血が「ドボトボ」と出てきます…

で、今度は新しいガーゼを「グイグイ」と詰め込んでいきます。


こぶしをグッと握りしめ、わたしは痛みに耐えますが、これは「痛い度数4」くらいでしょうか?
マスターにとって少々拍子抜けですね!(わかったよ…)


抜糸してガーゼ交換したら、歯も噛み合って、口も閉じるようになりましたよ!



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こうして見事にオヤッシーを粉砕したわたしは、いよいよ退院の時を迎えるのでした!

(いや、粉砕したのは先生でしょ)

ヒヒヒ…、もちろん退院後に飲んだらダメなんて言われてないですよ!!



炭酸、メチャメチャ傷にしみるし!!(そりゃ、そうだろ…)

勝利の祝杯に酔いしれながら、わたしは帰路に着きます…



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ん!? なんか忘れてない?
その後、何の音沙汰もないけど、はどうなったんじゃい?


ためしに電話してみると、

「あっ!さっき部品が届いたので、今、ちょうど作業始めたとこなんですよ!」

(うそつけ!)



でも、しばらくの間は、メットをかぶると両顎が痛いので、バイクはおあずけ…

一日4回の消毒が必要で、自家製きざみ食で力も出ないので、山もおあずけ…



結果、わたしはいつもと同じ怠惰な 安息の日々を過ごしているのでした…

(さて、いつ、復活できるんでしょ?)



(おしまい)