さあ、今年の登り初めです。
昨年は、いろいろと不幸な出来事が私を襲いました。
初詣では、交通安全を祈念しましたが、山登りも平穏無事と行きたいものです。
そんな訳で、軽い気持ちでお祓いハイクへと出かけたのですが…
~この時はまだ、これからわたしたちに降りかかる戦慄の出来事の数々に気づく術もありませんでした~
登山口では、スティーブ・キングの映画に出てきた「殺人犬クジョー」のごとき巨大な犬が、私たちを見送ります。
恐る恐る触れようとした同行者の先輩が餌食となりましたが、わたしにはどうすることもできませんでした…
風もないのに枯れ枝がざわざわと鳴り、ゆらゆら揺れる木漏れ日が、わたしたちの精神を蝕んでいきます…
(枯れ枝、ざわざわ鳴らんよ…)
そして、そして!?
ギャー!!!
この山、今でこそ大勢のハイカーが訪れる有名な観光地ですが、
江戸時代までは、聖なる神々が宿る信仰の山と畏れられていたと聞きます。
邪悪な存在の訪れから山を守る神々のしもべ達が、その力を封じられてしまった今、
この先、いったいどんな恐怖が私たちを待ち受けているのでしょうか!?
ところで皆さん、ちゃんと読んでますか!?
適当にスクロールしてませんか!?
はい、戻って来て頂けましたね。ありがとうございます。
さて、山頂では、おでんと焼酎お湯割りでプチ宴会 五穀豊穣を祝う感謝の宴です。
(神を畏れぬ邪悪な存在は、もしかして、わたしたち?…)
なにをおっしゃる!
信心深いわたくしたち、もちろん奥の院できちんとお参りも済ませております。
家内安全・無病息災・商売繁盛・交通安全と、ひととおりお祈りします。
(100円のお賽銭では、わたしが神さまに求めるご利益の容量超過か!?)
この後、大切な予定のあるわたしたちは、何者かに追われるように下山します。
(この予定が、後にさらなる惨劇を招くとは、誰が想像できたでしょう…)
さてさて、休憩した際にふと見た看板には、山の生き物たちが描かれていたのですが…
「ん…?」
「これは…!?」
再びギャー!!!
一心不乱に山を駆け下りるわたしたちに追い打ちをかけるように、
トンネルでは、ついに同行者の首がエクトプラズムとともに宙に舞います!
ああ、このまま無事に下山できるのでしょうか…
(以下、完結編へとつづく)
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