小学受験や中学受験が盛んな地域では、きっと珍しくない話なのかもしれません。
でも、地方で私立小学校もない私の周りでは、「小学1年生から塾に通う」という話はあまり耳にしません。
とはいえ、娘が以前こんなことを言っていたことがありました。
「◯ちゃん、今日は家庭教師の日なんだって。学童お休みでつまらない
」
小さいうちから学習環境を整えているご家庭もあるのだなぁと、その時少し驚いたのを覚えています。
そして最近、また少し驚く出来事がありました。
この春から小学校に進学する、息子の保育所のお友達の△くんが、
有名な進学塾に通うことになったそうです。
「小学生になるから、◯◯塾に行くの!
」
と嬉しそうに話してくれたので、
「そうなんだ。頑張ってね」
と返したのですが、その後まわりから
「開成を目指すらしいよ」
「子どもって親が言わなくても喋っちゃうからねぇ」
「途中で転校するらしいよ」
などの情報がちらほら聞こえてきました![]()
まだ5歳。
△くんは年長さんですが、4月1日生まれで、1日違えば息子と同じ学年だったかもしれません![]()
早い時期から学びの場を持つことについては、家庭によって考え方もさまざまだと思います。
必要性を感じる方もいれば、のびのび過ごす時間を大切にしたい方もいる。
どちらが正しいというより、それぞれの選択があるのだなと感じます。
△くんの場合は、本人がとても楽しそうに話しているのが印象的でした。
その子に合った環境が見つかっているのなら、それは素敵なことだなと思います。
保護者の方とは送迎時に挨拶を交わす程度のお付き合いですが、
△くんと息子は保育所でよく一緒に遊んでいるようです。
たまたまお迎えが早い日には、息子のところへ来ていろいろ話してくれます。
「オーストリア行ってコアラ抱っこした。コアラ 臭かったー
」
「こないだバイオリンの発表会があったの
」
「英語教室でホームステイしたの
」
なんとなく裕福なご家庭なのかな…とは思っていましたが、
砂遊びや滑り台で遊ぶ姿の印象が強かった分、
“開成を目指す”
“小学校入学と同時に中学受験を見据える”
“遠方の進学塾へ送迎する”
そんな現実が急に結びついて、驚きが大きかったのかもしれません。
噂ではなく、かなり信憑性のある話として聞こえてきたことで、
受験の低年齢化を強く意識する出来事になりました。
子どもたちがまだ「小学生になるのが楽しみ!」という時期に、
すでにその先のレールが見えている世界もある。
そんなことを、身近なところで感じた春でした。