気付けば本棚の前に、そびえ立つ“積読タワー”。

年末の大掃除に向けて、そろそろ手入れしないと倒れてきそうな気配さえある。


まずは残す本と手放す本の仕分けから。

絵本はね、できるだけ残したい。思い出も香りも、読むたびよみがえるあの感じも全部大切。

……ただ、サイズも形も自由奔放すぎて、片付ける側としては「君たち、揃う気ゼロだよね?」って言いたくなる。


手放す候補は、

・読み終えてスッキリした本

・読み始めて→止まって→また最初から読んで→やっぱり途中で詰んだ本(私の読解力の限界に挑んでくるタイプ)

このあたり。


そして残す本は、

・定番のお気に入り

・買った瞬間にゴールテープを切ってしまい、それ以降ずっと積読になっている本

(なかには“◯年以上”の超・熟成積読もいる)


読みたい気持ちはあるんです。

でも、読むには気合いがいる。

腰も上げなきゃいけない。

できればその腰は軽くあってほしい。


読まないまま手放すのは勿体ない。

でも、このまま積むだけなのも違う。


そんなことを考えていた時、小学生の娘が音読の宿題をしていて気付いてしまった。


「……あ、音読すればいいんじゃない?」


いい歳した大人が音読ってどうなの、という気持ちも無くはない。

でも現実には、持ち歩いても読む時間は取れず、鞄の中でただただ重量担当になっているだけ。


空き時間に本を読み進められるようなスマートな大人に憧れはするけれど、

実際はその理想を追いかけて積読が増えていくばかり。


ならばしばらくの間は、開き直って“音読読書”でいこう。

自分の声で自分の本を読み進める。

なんだかちょっと恥ずかしいけれど、案外、積読タワーの攻略にはちょうどいいのかもしれない。