オリエント急行の殺人
私にとってアガサ・クリスティーの著書は15年ほど前に読んだ『そして誰もいなくなった』以来2冊目となったけど、巻末で解説している有栖川氏と同じく私もネタバレされてた口。なので未読の方は出来るだけ早めにこういった超有名作は読んだ方がいいと思った。作品問わずネタバレするのは極力やめていただきたい。舞台となる国際列車は日本で生活していたら経験出来ないので憧れがある。登場人物も国際色豊かで英語、フランス語、ドイツ語が飛び交ったり洗練された雰囲気も伝わって来た。序盤はシリアからイスタンブールまでタウルス急行に乗っていて、イスタンブール発、フランスのカレー着予定のオリエント急行内で事件が起きる。それにしてもユーゴスラビア領内では警察官が車内に乗車していないというのは実際そうだったのだろうか。今度はポアロさんではなくミスマープルが出てくるのも読んでみたい。本作は山本やよいさんが訳をされているけれど非常に読みやすく好感が持てた。