2級ボイラー技士の免許を頂戴するためには、ボイラー実技講習というのを
受講しないといけないらしく受講してきた。
ちなみに、この実技講習はペーパー試験とどちらが先でも良いそう。
個人的な見解としては試験より講習を先に受けた方が為になるのではと
受講後感じた。
で、この講習がまる3日間もあって、時間にすると20時間とみっちりあります!
1日目と2日目は座学の講習。3日目はボイラーのメーカーさんに行って
そこでボイラー触ったりシミュレーター使ったりするといった予定。
宅建合格した後に行った登録実務講習は2日間だったからあれより
1日長いんだなと覚悟を決め初日に備える。
~~1日目~~
申し込んだ後に送られてきたテキストと図鑑を持って講習会場へ。
着いたら大体、65人前後だったと思うけどいらっしゃった。うち女性は4名。
年齢層は20代が最多、次いで30代、40代、50代ぐらいまでいた。
講義は午前と午後で違う方が担当されたけど、スライドを前に大写しにして
進めていかれたので私としてはやりやすかった。
~~2日目~~
3日目の実習場所を知らされることに。駅から20分ほど歩く辺鄙な
会社が指定されていた。全員を2つにわけたみたいだったので
夫々30名ちょっとずつほど。もう1班の方も駅から遠い会社に行くみたい。
予想していたことだけど前日とは違う方が講師だった。
横柄めな感じの方だったけど、こういう講師って殆ど高齢男性ってのが…。
午後の方は声小さめで、説明もあまり上手くなく辛い時間だった。知識は
あるんだろうけどね。
~~3日目~~
定刻30分前につくも既に7,8人ほど来ていた。
30人ほどをさらに細分化し4班にわかれ受講。
最初はいきなりボイラー室だった。運よくこの日は夜中から雨が
降っており、会場に到着してもまだ降っていたため気温が上がらず
凄く暑いといった環境ではなかったので長袖に軍手でも
汗はそんなにかかずに済んだ。毎日行うという水面計の点検で
蒸気コックや水コック、ドレンコックの開閉をさせてもらえたり、
間欠吹出しで漸開弁を開いたり閉じたりといった作業を実習。
次は付属品についての座学講義。これは2日目までのと大して
変わらないけどただ、実物でいろんな付属品、圧力計や
水面計、安全弁等を間近で見ながらだったのでより頭に入ってきた。
午後からはパソコンを使ってのシミュレーター。大半は講師の方の
講義で座学タイプだったけど、着火の仕方や、午前中にボイラーで
実際に行った水面計の点検や、漸開弁の開閉等を講師の方の
パソコンで1人ずつ行うという内容。
これら全てを終えてようやく修了証をいただけます。
やはり3日目が一番ためになったし、面白いものを見れた
という感想。駅からも家からも遠い辺鄙なところまで
来た甲斐はあった。