1月19日、岸田健作くん、tetsuさん、hayatoくんのバンド、RoViNの継続か解散かを決める『RoViN 2ndワンマンLIVE-解散or継続-』のワンマンライヴがありました。
目標動員数に達しなければ、“解散”となってしまう運命の日。
普段はお留守番組で、ライヴに想いを届けることしか出来なかった自分が、どうしても解散してほしくなくてそのライヴのためだけに、札幌から海を越えて東京へと向かった。
しかも、コンサートには行ったことはあるけれど、ライヴハウスでのライヴは生まれて初めて。
仕事で首都圏には何度も行ったことはあるけれど、渋谷REXのある渋谷に行ったのは初めてで事前に、渋谷REXの行き方をネットで調べてそれを見ながらようやく辿り着いた渋谷REXは、細い道に面したひっそりと佇んでいました。
でも、それに反する位の圧倒的な存在感でありました。

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入口には手書きのボード。
この文字は健作くん…かな?

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通路は狭いけれど、至る所にライヴ会場だということを感じる装飾が迎えてくれました。

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18:00開場。
プレミアムチケットのNO17をネット通販で運良く入手していたので、優先的に入場出来たのだけれど、生まれて初めて入るライヴ会場は思っていたのと全然違っていて、まるで教室の様な空間とステージとの境目は丸太みたいな手すりとそれに密接して下りているスクリーンだけ。
荷物も皆、フロアの端に直置き。
RoViNのメンバー全員にプレゼントを持って来ていて大荷物だった私は優先的に入れたものの、そのプレゼントが壊れ物だったから、テーブルのひとつの下に押し込めてそのプレゼントを守ることを優先。(涙)
会場では顔見知りであろうロヴィーナさん達や、私と同じように一人で参戦しに来たであろうロヴィーナさんが固まっていたり、ポツンとしていたり。
いきなり、会場でRoViNのTシャツに着替え始めた方が居たのにはびっくりした!!Σ(゚д゚;)
開演の19:00にはまだ時間があったので、渋谷REXに辿り着くまでに必死で歩きすぎたためか激烈に喉が渇いていたので、ドリンクバーでウーロン茶を一気飲み!
その場で飲み干してコップを返したら、カウンターのお兄さんがポカンとする位の飲みっぷりだったらしい。(^_^;)
入場も落ち着いて、ようやく物販を見るスペースが空いて覗いてみると、ライヴ先行発売の世界発とYahooニュースでも取り上げられたダンスDVDを発見!
しかも、チェキアルバム付きのBセットが残り2つだった!
早速、購入したらその横で最後のひとつも完売。
ギ…ギリギリだった………!!(((( ;°Д°))))

そういえば、開場から30分位経った頃だったか、どう見てもhayatoくんらしき細い小柄な男性がドリンクバーの方向から、物販に向かってフラフラフラ~。
“え!?まさか…hayaちゃん……?”と視線が釘付けになっていたら、どなたかが「hayaちゃんだ」とごく普通に……見送っていた……!!!(◎Д◎;)
“何!?こんなに普通に見送られる位、他のライヴでもフラついてんの!?!?(汗)”と心の中で、フルバーストで怒涛の突っ込みを入れちゃったよ!!!
思わず茫然と、物販からまたドリンクバー方向へ帰るhayatoくんを見送ってしまったよ……。
と、思っていたら暫くしてまたフラフラフラ~とhayatoくん、二度目の徘徊。(^_^;)
hayatoくんは以前、風邪を引いてダウンした時に“メッセくれたら、返事するよ”とうっかりブログに書いたら、本人が予想した以上のメッセが届いたらしく…。(笑)
私もメッセはしたんだけれど、具合が悪いのだからと“レスはいいです”と断ったのにも関わらず、

“札幌でRoViNのライヴが出来るように頑張るね。いつか会える日を楽しみにしています。”

そう返事が来たんだ。
私はメッセでは“今度、プロポリスキャンディを送ります”って書いたんだけど、よく考えたら送り先が分からない…。(汗)
だから、今回のライヴで直接持って行こうと思って、通販で取り寄せして東京まで持って来たんだ。
それを伝えたくてもう忘れているだろうとは思ったけど、

「以前、hayatoくんが風邪を引いた時のメッセの返事で“札幌でRoViNのライヴが出来るように頑張るね”って貰ったけど、私から会いに来ました!」

と声を掛けたら、一瞬きょとんとした顔をしたhayatoくん。

「え?札幌から?あ…ああーーーーー!!!」

「忘れていると思いますが、約束したプロポリスキャンディを持って来ました!」

またまた、きょとん顔のhayatoくん。
多分…というか、100%誰かと混同していたな、あの顔は!(笑)
そして、この後に大荷物過ぎて肝心のプロポリスキャンディを、ホテルに置き忘れてきたということに気付いたというね…!!・°・(ノД`)・°・

そして、19:00。
場内が暗くなってOP映像が流れて…。
スクリーンが上がって、RoViNの岸田健作くん、tetsuさん、hayatoくん、サポートドラムのウッシーさんの姿が見えて、いきなり“Vanilla-君がいる空へ-”の演奏が始まった。
身体に直接、叩きつけられるような歌声と音。
CDで聴くのとは全く違う、歌詞と音楽がダイレクトに伝わって来るこの圧倒的な空間。

これが……RoViNのライヴなんだ……。

僅か数m先に間近で見える健作くん、tetsuさん、hayatoくん。
飛び散る汗が見える程、近くで言霊を音を全身で感じて身体中に鳥肌が立った。
この曲は初めてRoViNのCDを購入した時に、特典映像としてDVDに入っていた曲。
初めてこの曲を聴いた時、42歳の若さでくも膜下出血で急逝した友人の旦那様のことを思い出して、号泣してしまった曲だった。
学生時代、バンドを組んでギターを弾いていたその旦那様にも聴かせたくて、ライヴ会場に写真を持って来ていた。
慌てて写真を取り出して、“Hさん、聴いてる?これがRoViNだよ”って半泣きになりながら、この曲の間中、ずっと写真をステージに向けていた。
3年前、ヴァニラの空に旅立ってしまったHさん。
あの時、きっと会場で一緒に聴いてくれていたよね?
Hさんだったら、一緒にギターを弾きたがったかもしれないね。

継続か解散かの報告は、最初の方にありました。

「本番直前に結果が出ました」

そう言った後、ステージ上をグルグルと歩き回る健作くんにtetsuさんは「好きなだけ引っ張ればいいよ」と突っ込み。(^_^;)
開場中がシーンとした中、

「目標動員、達成しました!!継続になりました!!」

その言葉を聞いた時、身体中の力が抜けそうになった。
またRoViNの活動が見られるんだ…。
どんな結果になろうとも、その瞬間に立ち会いたい。
いつも元気と踏ん張る力を貰ってばかりだから、せめて目標動員数の“1”になれる様にとその想いだけでワンマンの参戦を決めて。
医師に言ったら反対されるだろうから内緒で、親には「何でこんな一番、体調の悪くなる危ない時期に!」とも言われたけれど、必死で説得して最後には「あんたの人生だから、もうやりたいようにしなさい」と諦めた感じで送り出してくれた。
会場からは「おめでとう!!」の歓声と「継続だよ~~~~~!!!(>_<)」とメンバーに縋り付く健作くん。
本当に良かったね…。
この日までずっとプレッシャーと葛藤の連続だったと思う。
今まで飲んだことの無かった胃薬のお世話になってしまったと言っていた位だしね。(汗)

ライヴはアンコールを含めて全15曲。
ところどころにMCがあって、健作くんはブログから感じていた通りのひたすら真摯で熱い男。
そして、ボケ突っ込みもイケる!!(笑)
hayatoくんは健作くんのブログでよく書いているように、あくまでマイペースで健作くんが話を振っているのに、我関せずな感じで後ろを向いて水を飲んで「話、聞いて貰えます!?」って突っ込みが入ったりとか。(笑)
メンバーからも“イケメン”認定されているtetsuさんは、実は私にとって謎の人でした。
あんなクールビューティーなのに、ブログでは“((*´∀`))ウキャキャ”“ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャ”の文字の乱舞だもんよ…。(汗)
ナマのtetsuさんは本当に半端ない程の破壊力のあるイケメンさんで、結構豪快に笑っておまけに切れ味抜群の突っ込み&健作くんのトーク時には、ギターで静かにメロディーをつま弾いてBGMを奏でるというすごいお方でした。
二人とも、MCではボケ突っ込みで会場を笑わせていたけど、いざ演奏が始まるとものすごい演奏を叩き出す…!!
ダンスも本当にキレが良く、かつ滑らかでいて激しい動きでこんな細い身体のどこにそんなパワーがあるのだろう?という位で、本当に見惚れてしまった。
格好いいとかそういうLVじゃない…!!!
全てにおいて、まさにアーティストとしか言いようがなかった……。

hayatoくん絡みのミニコントも面白かったなぁ~!
あのビブラート効きまくりの“酒をくれぇ~~~~~~♪”とか“与作ぅ~~~~~~♪”の自称(?)スタジオボーカルさんのデモテープ!!(笑)
健作くんの聴いた瞬間の固まった表情には、会場中大爆笑だったものね。(笑)

一部のロヴィーナさんが用意して下さっていたキラキラリングとサイリウムで、会場もステージも一体と化した最高のステージ。
健作くんが「ジャンプしよ!!」と促したら、会場中が一斉にジャンプ!
おかげで何度か服が肩からずり落ちて、肩から脇に掛けて生肌が露わになってしまってお隣の可愛い子ちゃんから笑われましたわ!(^_^;)

でもこんなに愛の溢れる、愛し愛される空間って見たことがない。
本当に愛で満たされた2時間でした。
ただ、ほんの少し考えさせられることがありましたが………。

まだ書きたいことがあるので、それはまた次に書こう。