発達障害や知的障害で
障害年金を請求したいという相談で
何が問題で、支障となっていますか？
という風に相談者に問う。
それが本人なり、親御さんなりでも
かえってくる答えは、多くの場合
ちょっとズレているんですよね。
では、具体的に食事や金銭関係
清潔保持等といくつか項目を挙げ
それに問うても、結局同じです。
何がズレているのか？というと
多くの場合、う～ん、今話されたことは
病気じゃなくても、起こり得ることでは？
というような点です。
偏食だ、お金の使い方が荒い、
部屋の掃除ができない、社交的でない、とか。
要するに程度の話なんですよ。
そしてその程度を相手に分からせるためには
具体的な話をしなくては伝わらないのです。
それは診断書を作成する医師に対しても
審査する請求先に対しても、です。
特に知的な障害があるお子さんと
ずっと一緒に過ごされている親御さんは
病気ではない同年代の人との違いが
分かり難いようなことがあるようですし
特別支援学校に行かれると
特別なエピソードがないかもしれません。
保護下での生活をされていますから。
でも、障害年金の請求ではそれではダメです。
もう一度、生活面についてよく検討しましょう。
（発達障害でも同様です。）
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