ネットで福祉関係のことを検索していたら、
うつ病等の精神的な病気についての
色々な制度的支援を総合的に
紹介しているサイトがありました。
どうしても、専門である障害年金が気になり
少しだけのぞいて見ましたら・・・
障害者年金と書いてありましたので
このサイトの管理者は福祉関係の方か
個人で色々と調べられて、まとめられたのかも
知れないなぁ・・・・と思いました。
（勿論、福祉関係の方でも障害年金に詳しい方も
いらっしゃるとは思いますが・・・）
色々なことが書かれてはいるけれども
一つでも大きな間違いがあれば、
どこまで信ぴょう性があるのかは疑わしいし
その内容もアップ・トゥ・デート，
つまり現在の制度と合っておらずに古いのかも？
とも思いました。ですから逆に言えば
ここに書かれていることを
全て閲覧した方が信じていいものやら？ と
少し不安になった次第です。
基礎的なことですが、
障害者年金ではなく、障害年金です！
これは私が相談を受ける際にお話する話です。
障害年金の“障害”とは
日常生活上、或いは就労上の制限＝支障を
指しています。
何故、相談時にこの話をするかと言うと、
自分は障害者ではない！ 手帳等は持っていないので
障害年金は難しいでしょう、という話をされる方が
今でも多いからです。
手帳等は単に心身の状態のみを問うので
診断書を提出すれば、それで障害状態をみますが
障害年金は心身の状態に加えて、日常生活では？
お仕事を行なううえではどうか？ を問うために
わざわざ、本人による申立書を提出させているのです。
だからこそ、再三述べるように
単に診断書を医師に書いてもらって
必要書類を揃え、提出すればいいというものではなく
きちんと障害状態が審査基準にそったものであることを
証明しなくてはならない分、それだけ自己アピールが
必要な分、障害年金の請求は難しいのです。
ですから、もし障害年金に興味がある方
或いは今後、請求を考えている方は
ホームページで障害者年金という記述があるものや
障害者年金という言葉を使う方の言われることを
鵜呑みにしない方がいいかと思います。
少なくとも年金を試験科目に持つ我々、社労士で
このような言葉を使う人はいないでしょうし、
少しでも年金の勉強をされた方は
こういった言葉は用いません。
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