この週末、富士山の麓にやってきた。
うだる熱気もなくなり、季節もすごしやすくなってきた。
そんな秋晴れのもとの富士山の眺望を楽しむ…
どころか、
そんな期待を裏切る天候。
雨。
原因は台風14号。
なんとタイミングが悪い。
残念。
でも、思った。
ここで、この残念という感情にとらわれることは、その残念な思いだけが自分の中にずっと存在しつづける。
それはつまり、ただ残念な状況がつづくということだ、と。
この雨の中でも、楽しめる景色がきっとあるはず。
富士山という日本最大の自然に近いところにいるのだ。
雨の日だからこそ、醸し出される風景……、
そんなチャンスがあるはず。
雨は雨なりの景色もあるはず。
それを見つけよう、感じてみよう。
そう思うと、不思議とまた力がみなぎってくる。
残念な感情に引きずられず、次のことが考えられるようになる。
自分にとって望まない出来事というのは、起こることはあるだろう。
でも、その状況をただ嘆くような、恨めしく思うような、そんな気持ちのままでいたところ何も生まれない。
いまの状態を素直に受け入れて、その状態だからこそ出来ることもまたある。
その経験が、また自分の力になる。
そんな心境にいつもなれたら、それこそ怖いものなしではないかな?
雨の風景を見ながら、そんなことを思ってしまった。
「ついていない」
と思ったら、それでついていないことになってしまう。
だって、自分で「ついていない」と認めるのだから。
それこそ、それをことばとして発してしまったら、その状況を決定づけてしまう。
「ついてない」という状況があるわけではない。
状態はただ自分の目の前に佇んでいるだけ。
それがどういうことなのか、を決定しているのは自分の意識だ。
「ついてない」と思えば、いまの自分の状態はついてない。
「ついてる」と思えば、いまの自分の状態はついている。
自分の意識次第で、目の前の景色が変わる。
ということは、自分の意識で目の前の現実を変えることができる、ということだ。
残念と思うことことも、また素直な意識だ。
たまから、それはそれで素直に感じたらいい。
問題は、そこからどう抜け出すか。
いつまでも状態に心がとらわれつづける、悔やみつづける、そのようなことに時間を使ってしまうのはあまりにももったいない。
雨はまだ降り続いている。
いまだ、富士山の姿は見ることはできていない。
今日を含めて、あと3日麓に滞在するけど、この状態だからこその景色に出会うだろうと思っている。
面白いことに今朝の予報を見てみると……
関東地方上陸と思われた台風が、こんな進路となっていた。
こんな進路みたことない。
逆戻りしていますがな。
しかも、自分たちがいまいるところの手前で。
そして、
気持ちを切り替えて、
自分のすぐそばをみてみたら、
こんな景色にも出会えたり……

