咳が止まらない。

元々喉を鳴らす咳込むクセはあったのだが、
今回は不可抗力によるガチ咳だ。

理由は何となく分かっている。

先日まで大阪で2週間近い撮影を行っていた。
その時に滞在していた某ホテル。

恐らくというか絶対というか間違いなくあのホテルのクーラーが原因だ。

東京は寒い日もあったらしいが大阪は結構暑かった。
そのため僕らクルーはほぼ毎日クーラーを利用。

その結果全員喉をやられて後半の撮影から咳込むようになっていった。

一時的に東京に戻った時は少し回復したと思ったのだが、
先週再び大阪に行ってそのホテルに泊まった結果(交通の便が悪いためこのホテルしかない)、
ダメ押しという形で喉を完全にやられ、更に風邪を引くはめにもなった。

今も咳が止まらないしおかげで眠れない日々が続いている。

今月はかなり忙しい月だから早く治って欲しい。


話変わって先日の凱旋門賞。

オルフェーヴルは去年に続いて2着、初挑戦のキズナは4着だった。
2頭ともよく走ってくれたしかっこよかった。感謝したい。
しかし…しかし…

「やはりダメなのか…」

という気持ちを去年以上に感じさせられるレースであった。

勝ち馬トレヴは2着オルフェーヴルの5馬身先。

5キロ近い斤量差があるとは言え、
あの天下無敵のオルフェが5馬身も離されるなんて…
日本ではとても想像つかないしその映像はあまりにも衝撃的で、
世界の壁というのを改めて痛感させられた。

正直オルフェはエルコンドルパサーやディープインパクトより
凱旋門賞を勝つ可能性を感じさせてくれる馬だった。
ある意味歴代日本馬最強と言ってもいい。

そんな馬が5馬身差をつけられて負けてしまうなんて。
オルフェ以上の馬が出て来るなんて今後どれくらい先の話になるのだろう。

去年の凱旋門賞のことを考えると、
やはり勝てるチャンスがある時にきちんと勝っていかないとダメなんだと思う。

先述したように大きな斤量差があったのは分かっている。
でも斤量差が小さかったとしても果たしてオルフェはトレヴに勝てたのだろうか。

今後日本は斤量的に有利な3歳牝馬を参戦させるかもしれないが、
個人的には仮にそれで勝ったとしてもあまり嬉しくない。

やはり今回のオルフェのような古馬で勝って欲しい。
有利な条件で勝つのではなく正々堂々…もしくは多少不利な条件も跳ね返して勝って欲しい。

自分が生きている間に凱旋門賞を勝つ日本馬を見たい。

オルフェは今年の有馬で引退することが決まった。

ブエナの引退レースの有馬を見逃した僕としては、
何としてでも今年はきちんと現地で見届けたい。

思えばブエナビスタ信者の自分は最初オルフェがあまり好きではなかった。

震災の影響で東京開催だった皐月賞、雨の中の日本ダービー、
それぞれ現地で観てその強さはすごいと思っていたが、
先述のブエナの引退レースの有馬でブエナに引導を渡すような形で勝ったからだ。

でもそれからというもの、
オルフェはブエナ以上に日本競馬界を引っ張ってくれたし盛り上げてくれた。

今は現役競走馬の中で1番好きな馬だし1番思い入れのある馬でもある。
次は誰が日本競馬界を引っ張って行くのだろう。

これ以上書くとどんどん長くなるので続きは有馬直前にでも書くことにする。


明日というか今日は某アイドルの収録見学に行って鼻の下を伸ばし、
いくつか進行中の企画書を仕上げ、夜はどっぷり編集地獄という感じだ。

あぁ今年はまだ一度しかサンマを食べれてないから、
早くサンマを食べながらクイっと日本酒を頂きたい。

まあそれは色々と落ち着いてからだな。
サンマが旬のうちに作業を仕上げていかないと。

頑張るぞ!