気付いたらもう6月である。

しかし時が過ぎるのがとても速い。
今月が終われば2013年も半分が終わり。

梅雨なのかはっきりしない気候のため何とも言えないが、
夏が始まる前に色々と区切りをつけていきたい。


最近今さらながらはまってる物がいくつかある。

まず1つがAKB。

最近音楽を聴く時はRemix物が多いのだが、
その時たまたまAKBの『GIVE ME FIVE!』を見つけてそれがすごいグッときたのだ。


友よ 思い出より
輝いてる 明日を信じよう
そう 卒業とは
出口じゃなく 入口だろ
友よ それぞれの道
進むだけだ サヨナラを言うな
また すぐに会える
だから今は ハイタッチしよう

涙 堪えるより
生まれてから 一番泣いてみよう
そう 辛いことは
まだまだある 慣れておこうぜ
涙 グシャグシャの顔
見せ合ったら なんでも話せるね
一生の 親友だ
忘れるなよ ハイタッチしよう


この歌詞が今の自分の心に深く突き刺さった。

卒業ソングだと思うんだけどそんなことはどうでもよくて、
友達とか仲間とか信頼できる人たちの大切さを再度思い出して、
肩を組んで「もういっちょ頑張ろうぜ!」という気になれる。

まあだからAKBってより秋元先生の力だと思うんだけど笑、
AKBを軽くバカにしてたからカウンターでいいパンチをもらった気分だ。
今さらながら「前田あっちゃん卒業しちゃったのか…」と寂しい気持ちになっている笑。


そして2つ目は伊集院静。

昔から好きな作家さんなのだが改めてこの人のエッセイを読んでさらに好きになった。
今読んでいるのは『眺めのいい人』という本で、
伊集院さんが人生で今までに出会った素敵な人たちを紹介していく内容だ。

まだ読み始めたばかりなのだが、
僕は色川武大さんの話が1番好きである。

ギャンブラーとして作家として超人的な色川さん。

別名、阿佐田哲也。

その名前も徹夜で麻雀をしていて、
「朝だ。徹夜だ」
というところから由来しているらしい。

色川さんと伊集院さんは昼は競輪、夜は麻雀という
ギャンブル全国旅行を約1年ほど続けていた。

そんな旅の途中、まだ小説が売れずに苦しんでいた伊集院さんに向けて言った言葉。

「少しずつでもいいから、相撲の稽古みたいに書いてみてはどうですか?」

この言葉の何と深くて優しい言葉であることか。
切った張ったの勝負の世界に身を置いていた人から出るとは思えない。
いや、もしかしたらそんな世界にいる人だから出た言葉なのかもしれないが。
若かりし頃の伊集院さんはこの一言にとても救われたらしい。

まあそういうわけで移動時間は専ら読書に費やしている。
ネットでヒマつぶししてるより100倍面白い。


他にもハマってる物がいくつかあるが長くなるのでまた今度。


今からあるHPの文章をちょっと考えて、
スクールレッスンの内容をもう一度整理して、
企業VPの脚本を書き直して…一気に寝てしまおう。

落ち着いたら今年撮ろうと思っている短編映画の脚本にも着手したいな。

頑張るぞ!