う~ん。悩みが尽きない。

心配事が山ほどある。


いよいよ明後日(ていうか実質明日か!)から短編映画『MEMORY』の撮影が始まる。

先日の日記にも書いたように映画脚本の仕事が思ったよりも手こずったため、

こっちの制作も思ったより手こずってしまっている。


映画脚本の方は監督からキレイなOKをもらったので安心したのだが、

それで油断したのがいけなかった。


自分の作品の脚本が全く進まず撮影日が近づくばかり…

本来は楽しいことのはずなのにどんどん苦しんでいく自分に嫌気が差した。

それで気晴らしに飲みに行ったりもした。

きっとそれもいけなかった。


何だかんだで決定稿と香盤表をキャスト&スタッフに送れたのがついさっき…

きっと皆いい人だから怒ったりはしないだろうけど…全く自分の甘えには嫌になる。

準備稿を先に渡しておいて本当によかった。


色々なことを全部1人で抱えているとキャパオーバーの予兆のようなモノが見えてくる。

脚本をどんなに直しても全然面白いと感じられないスパイラルにはまったり、

小道具をどんなに揃えてもあれもあった方がいいんじゃないかと考えの軸が無くなったり、

何とかその日中に撮りきれるようにスケジュールを組もうとしても全然無理だったり…

そんな時はとても深い孤独感に襲われる。


だがそんな時こそ周りにいる人たちの大切さも分かる。

今日も主演の女優さん2人と稽古をやったのだが、とても一生懸命にやってくれている。

そして所属事務所さんのスタッフさんたちも稽古場を無料で貸してくれたり、

スチールスタッフとしても参加してくれている。

カメラマンが何とか少しでも安く借りられるようにとレンタカーサイトを色々と見てくれている。

急遽仕事で来れなくなった録音マンが何とか支障が出ないようにと色々と考えてくれている。

ただの飲み仲間が脚本やら制作で手伝ってくれている。

まだ一度しか会ったことのないスペイン人が映画に出てくれようとしている。


あぁ…本当に自分は恵まれているんだなと思った。

折れかけた心にもう一度芯が復活していくような気分だ。

この人たちのためにも中途半端ではいられないし頑張らなくては。


ツタヤから鋭意延滞中だった『ソーシャルネットワーク』も返したし、

今週末は一気に駆け抜けていこうと思う!

※延滞金約7000円でした…そして個人的にはあまり面白くありませんでした…


頑張るぞ!