PlateCrack迷走の軌跡 -75ページ目

フィリピン海プレート回転説?

昨日の記事にある震源図を見て驚いたのは、フィリピン海プレートは西日本を乗せたユーラシアプレート下部に沈み込んでいるものと思ったのにその辺りに地震の発生が見られないことです。

Wikiでィリピン海プレートを調べても「フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む事で、海溝型地震である東海地震(南関東~東海)、東南海地震(東海~南紀)、南海地震(南紀~四国)が起きる。」と記述されています。
下図のように、フィリピン海プレートは年間4~5cmの速度で北東に移動し、ユーラシアプレートに沈み込んでいるというのがプレートテクトニクスの「常識」だと思います。
$東北地方太平洋沖地震のメカニズム-フィリピン海プレートの沈み込み
経済産業省ホームページより引用。解説「プレートテクトニクスについて」

念のため、2005年以降で深さが80-300kmで起きたM1以上の地震を表示してみました。
東北地方太平洋沖地震のメカニズム-フィリピン海プレート2005から
驚くことにフィリピン海プレートが沈み込んでいるはずの伊豆から中部、近畿、中国、四国で一軒も地震が発生していないのです。つまり、そこにプレートは無いものと考えられます。フィリピン海プレートはどこへ行ってしまったのでしょう。溶けちゃったのでしょうか? 北米プレートに沈み込んだ太平洋プレートは400km以上沈み込んでも溶けてないようですし、フィリピン海プレートも沖縄の方に沈み込んだものが表示されていますので溶けると言う事は考えにくいですね。パラメーターを変えて震源図を見てみると確かに60km程度までは沈み込んでいるようです。その先はどこへ行ってしまったのでしょうか。山口県から南西諸島にかけて沈み込んでいる様子が図からはわかります。ただし、北の方の沈み込みは非常に浅く、南にいくにしたがって深くなっています。
いったいどうなっているんでしょうか?
そこで考えたのが、「フィリピン海プレート回転説」です。実はフィリピン海プレートは回転しながら西日本の下を撫でながら進んで、大分県辺りから沈み込み始めて南に行くにしたがって深く沈み込んでいる、という仮説です。
$東北地方太平洋沖地震のメカニズム-フィリピン海プレート回転説
独立行政法人海洋研究開発機構ホームページより引用。知ろう!記者に発表した最新研究

赤で囲んだフィリピン海プレートが赤の矢印で示したように回転しながら南西諸島北西部へと沈み込んでいくと考えるどうでしょうか?、和歌山県北部で群発している地震は紀伊半島下部のプレートが突起しているため、フィリピン海プレートが西に移動するときに摺れて地震が発生していると考えられます。大分、熊本で活発になった地震活動もフィリピン海プレートが沈み込み始めているからではないでしょうか。この仮説により、いろんな事象がうまく説明できるように思います。


4.銚子沖には太平洋プレートの下に銚子フラグメント(仮称)が存在する

プレートの沈み込みを調べようと震源図表示のパラメーターを色々と変更してみているうちに、前々から気になっていた太平洋プレート下に存在する巨大な浮遊物(フラグメント)の存在を確信しました。

下図は2010年以降に日本全国で起きたM1以上の地震で震源深さが80-120kmのものを抽出したものです。
$東北地方太平洋沖地震のメカニズム-震源深さ80-120km
太平洋プレートやフィリピン海プレートのような海洋プレートの厚さは40km前後と推測されます。すると80km以下はやわらかいマントル(アセノスフェア)で構成されているはずなので地震は発生しないと考えられます。それにもかかわらず矢印で示した4箇所、銚子沖、豆南東方沖、奄美大島東方沖、宮古島南東沖に塊状に地震が発生していることがわかります。これは、固体状のものが存在するからだと考えるのが妥当です。つまり関東フラグメントのような地殻の巨大な破片が太平洋プレート、フィリピン海プレート下部に存在していると考えられます。
これらの浮遊物は上部のプレートとの接触や割れ等により地震を発生させる原因になると考えられます。
この他に図の中で御前崎はるか南に黄色い点が見えます。ここにも60-80kmくらいに浮遊物らしきものが存在するようです。

この図を見ていて自分にとってさらに驚きの発見がありました。詳細は次回をお楽しみに。

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今日、私がうたた寝しているうちに6歳の娘がプロフィール画像を作ってくれました。(^O^)