限りなく無色に近い世界 -3ページ目

限りなく無色に近い世界

わたしのいない世界がこんなにも綺麗すぎるのを見る度に
わたしが今こうして生きていることが
あまりにも不気味に思う。

これは緩やかな自殺。



28歳ホステスの追憶です。
Twitterと連動して少しずつ更新してゆく予定です。






私と、妹。








同じ血を分けた姉妹でありながら、全く違う性格をしてさらに正反対な人生を歩んでいるこの、不思議さ。





妹は人見知りで何に対しても反応しない私と違い、誰にでも愛想がよくそして小さな頃からとても聞き分けのよい子でした。








人の顔を見るとニコニコするため、来客に喜ばれ可愛がられ母親は小さな小さな妹にかかりきりとなる生活が続きました。




ただだからといって私を放置するようなことは一切なく、限られた時間ながらその時間全てにおいて私、そして妹へと愛情を注いでくれていた母親には今でも頭が上がりません。










私は幼いながらに母親に気にいられ、母親の力になりたいと言葉もわからぬままただその一心で妹の頭をひたすら撫でていました。