「ストロベリーナイト」誉田哲也
★★☆☆☆
ドラマ化や映画化もされた有名な小説です。
誉田哲也の本はこれが初めてでした。
有名な作家さんなんですけど、今まで読む機会がなくて読んでなかったんですが、今回ある人がおすすめしていて読んでみようということになったんですけど、個人的にはそれほど好きな感じではなかったですね。
ミステリーとしてはそこそこ面白い小説なんだろうな、って思ったんですけど、ラストの感じがかなり寒かったのと、これでもか!ってくらいの残酷な描写がちょっと大人が読む本じゃないな、って思ってしまいました。
10代後半から20代前半くらいがターゲットになっている感じですね。
ため池の近くにある植え込からビニールシートに包まれた男の死体が発見される。
捜査を担当する姫川玲子警部補は持ち前のカンで、連続殺人の1つではないかと考える。
そして、予感は的中し次々と関連の死体が発見される。
捜査を続けるうちに有力な情報として「ストロベリーナイト」というサイトの存在を知る。
そのサイトでは殺人ショーをネットで配信するという一種都市伝説的なものだったが、実際に「ストロベリーナイト」は存在し、実際に殺人ショーが行われている形跡を発見。
殺人ショーのターゲットはその日、ショーを見に来ている観客から選べれているらしかった・・・・・
この手のミステリー小説ってあまり読まないんでどこまであらすじ書いていいものやら悩みます。
あまりネタバレにならない程度でやめときますね。
殺人を生中継するサイトがあって、その殺人ショーに招待されると実際に生で殺人ショーを見ることができる。みたいな都市伝説的なサイトをモチーフとした物語ですが、これと言って真新しい感じはしませんでした。
登場人物にキャラが立ってる感じはしましたけど、いかにも漫画っぽい感じで幼稚な印象のキャラばかりで、いまいちしっくりきません。
主人公の女性が過去にある犯罪に巻き込まれているんですけど、その内容もまぁ想像通りと言いますか、この小説の作者なら、そうするわな。って感じの内容で、しかも最後まで読んで思ったのは
この設定いる?
ってことです。
心に大きな傷を持っている
って設定にしたかったんでしょうけど、なんかインパクト重視って感じですね。
小池一夫の漫画論で有名なのが
「冒頭、裸の女が銀座を走っている」
ってのがあるんですけど、これに近い印象です。
インパクトのある残酷なシーンを持ってきて、読者にショックを与える。良くも悪くも印象に残ります。
一番最悪なのはラストです。
もう、ご都合主義的なラストにはかなりがっかりでした。
と、文句ばっかり書いてますが、エンターテイメントとしてはかなりよくできている小説ではないでしょうか。
文章も読みやすいので普段あまり本を読まない人にもよいと思います。
残酷な描写が結構あるので、そーゆーの好きな人にもいいかもしれません。
あまりお勧めはしません。
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