今年も残り一ヶ月を切りました。
ってことで、2017年の個人的なベストを発表させていただきます。
第10位
「Cigarettes After Sex」
Cigarettes After Sex
USインディーシーンで今最も熱いバンドでしょう。
1stアルバムとは思えない完成度の高さと、確固たる世界観が素晴らしい。アンビエントでドリームポップでもう最高なんですよ。
夜に聴くと絶対に眠らくなるので(いい意味で!)不眠症の人にもおすすめ!
Apocalypse
第9位
「Volcano」
Temples
UKサイケデリック・バンドTemples、3年ぶり2枚目のアルバムがやってくれましたね。一番いいころのMGMTのようなサイケデリアとポップさを兼ね備えた名盤ができました。
アルバムがバンドによるプロデュースで、ミックスはカリブーやFKAツイッグスを手掛けているデヴィッド・レンチ。いい仕事しますね。
Certainty
第8位
「Dirty Drojectors」
Dirty Drojectors
ソロプロジェクトとなったDirty Projectorsの1作目。正直、ソロになって大丈夫かな?って不安はあったんですけど、これがとんでもない傑作!
一人になって自分のやりたいことをやりたいようにやったらこんな凄いものが作れるなんて、やっぱ天才だね。
第7位
「Morningside」
Fazerdaze
ニュージーランドの宅録少女Fazerdazeちゃんによる1stアルバム。
これは、もう自分の好きなテイストの塊ですね。シーゲイザーを通過したドリーミーな青春ギターポップって感じのサウンドが本当にツボです。
曲作って歌っているだけではなく、写真やMVも本人によるもので全てのものに統一された美意識みたいなものがあって、その辺の世界観の作りこみが本当に大好き。
Lucky Girl
第6位
「Communicating」
Hundred Waters
2014年のベストアルバム1位に選んだのが彼らの2ndアルバムでした。
USのインディーシーンって本当に無限にいいバンドがいるなぁ。と思います。ジェイムス・ブレイク以降のフォークトロニカって感じのサウンド。そこに、幻想的な雰囲気をまとっているのが彼らの特徴だと思うんですけど、個人的には本当にこのバンド大好きで、もっと日本でも知られてほしいなぁ、と思っています。いつかライブ見たい。
このMV↓どうやって撮影したか知らないけど、凄い!本物に見えるけどCGなのかな?
Fingers
第5位
「RELAXER」
alt-j
本国イギリスでは人気のあるバンドなんですけど、日本では全く全くと言っていいほど知名度がないのがこのバンドです。
1stから好きなバンドでしたが、やってくれました。今回通算3枚目のアルバムは本当に傑作です。今までの彼らのアルバムとは一味違ったテイストにはなっていますが、個人的にはこっちの方が断然好き。
ちなみに、アルバムのアートワークはプレイステーションソフト「LSD Dream Emulator」のゲーム画面だそうです。このゲームなんか凄そうですよ。やってみたい。ちなみに、メンバーは誰もこのゲームをプレイしたことはないそうw
3WW
第4位
「The Echo Of Pleasure」
The Pains of Being Pure at Heart
毎回。期待を裏切らないペインズ通算4枚目のアルバムです。
本当に好き!もう、このアルバムの中で鳴ってる音のすべてが好きですよ私は。アルバムごとに音楽性をガラッと変えてくるバンドなんかも多いですが、このバンドはもうこれ一筋!って感じが逆にかかっこいい。同じことを続けているんだけど、その中での洗練がどんどん増していて、アルバム出すごとにクオリティが上がっている。
もしかしから、今回のアルバムがラストになるのでは?とも言われていますが、まだまだ続けていただきたいと思いますね。
When I Dance With You
第3位
「I See You」
The xx
4年ぶり通算3枚目のアルバム。
2ndから今回の3rdの間に、バンドの中心人物であるジェイミーXXがソロアルバムを出したんですけど、(ちなにみ、そのソロアルバムは2015年のベストアルバム1位に選んでいます)ジェイミーのソロの通過したThe xxの新たなスタートなるアルバムって感じで、個人的にはもう最高です。
持っているダークな世界観はそのままに、ダンスミュージックの要素も加わってますます凄いことになっているThe xxでした。
On Hold
第2位
「Colors」
BECK
まったく、このベックって人だけは本当に凄いとしか言いようがない。
通算13枚目のアルバムでも世界最先端のポップミュージックであり続けているだけでも凄い。こんなアルバムをベックみたいなおじさんに作られたら若い人は本当にどーすりゃいいんだ!?って気分になるだろうなぁ。
前作「モーニング・フェイズ」ではアコースティックでも凄いってこと見せつけておいて、アルバムの間には実験的なシングルを連発し、次のアルバムはどうなるんだ?って思ったらこのキラキラ輝く極彩色のポップアルバム作るんだから、もう誰も勝てないよね。
Up All Night
第1位
「V」
The Horrors
ベックも本当に最高だったんだけど、2017年のベストアルバム1位はこちらになりました。
もう、最初に聴いた瞬間に
「あぁ、もう1位はこれだな」
って、なりましたね。
デビューアルバムから10年。彼らは本当にいい音楽を作り続けていましたが、今作は個人的には彼らの最高傑作なのではないかと思います。と、同時に名盤の多かった2017年のインディーシーンの最高傑作でもあります。
インダストリアルでニューウェーブでロックでダンス。様々な音楽の要素が詰め込まれているのに、アルバムとしてしっかりと統一されたカラーがあり、バンドの世界観もはっきりと出ている。もう、参りましたとしか言いようがない。
2017年のベスト・ソングはもちろんこの曲です↓
Machine
今年は本当にいいアルバムが多くて迷いました。
気になったアルバムがあればぜひ聴いてみてください♪
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