「アンフレンデッド」
★★★★☆
【公開】2015年
【製作国】アメリカ
【上映時間】83分
【監督】レヴァン・カブリアーゼ
【原題】Unfriended
これはですね。
面白かったです!
ホラー映画って時々観たくなるんですけど、なかなか面白い映画ってあまりないんですけど、今回観たこの「アンフレンデッド」は今ままでになかったような新感覚ホラーでよかったです。
低予算なのにアイデア1発で凄く良かったです。
この映画、何がどう新感覚なのかといえば
パソコンの画面だけ
で全編やっちゃってるところ!
パソコンの画面に様々なウインドが展開しており、そこにはFacebookやSkypeやiTunesやYouTubeなどお馴染みのアプリケーションの画面が次々と入れ替わって物語が展開していくんですね。
本当に最初から最後までひたすらパソコンの画面だけでやっちゃう感じが凄くいいんですよ。
B級っぽい感じもありつつ、ちゃんと怖いし、ちゃんとストーリーもあって面白かったです。
ネットに恥ずかしい動画をアップされたローラ・バーンズはそれを苦に自殺してしまう。
ローラの自殺から1年後ローラの友人だったブレアやその友人たちがSkypeで動画チャット中、その会話の中に誰も知らないアカウントが紛れ込んでいることに気付く。
試行錯誤して知らないアカウントを排除しようとするが、なぜか排除できない。
さらに、死んだはずのローラのFacebookが更新されたり、不思議な出来事が次々に起き始める。
そして、その謎のアカウントはローラとしてみんなに会話を始める。
ローラの死に関する秘密が徐々に明らかになっていくにつれ、チャットに参加していたメンバーが一人、また一人と死んで行ってしまう・・・・・
といった内容。
ついに幽霊がネットの世界にも入ってきましたね。
パソコン上で巻き起こる奇怪な出来事の数々が妙にリアルで怖い。
ウィルスに感染したかのように、勝手にウインドウが開きしかもその画面がどうしても消せない。とか、iTunesが勝手に作動しかけてもいない音楽がかかったりするんです。
これは怖い!
そして、死んだはずのローラを名乗る謎のアカウントに追い詰められていくメンバー。
そこで、明らかになっていくローラ自殺の真相。
物語の盛り上げ方も凄くうまいし、視覚的にも怖いんですよ。
パソコンの画面しか見てないのに、どんどん引き込まれていきました。
SNS時代を象徴するような内容で新しい感覚のホラーだんなぁ~って観ている間ずっと思っていました。
いわいるネットいじめなんかをテーマにしたものとしては本当によくできていると思います。
こんな怖いことになるんだったらもうネットいじめとかなくなるんじゃないかな、って。
幽霊のローラが巧みにSNSを使いこなしてる感じも、今の時代の幽霊って感じで面白かった。
ホラー苦手な人でも楽しめる内容になっているんじゃないかな、って思うので気になった方はぜひご覧ください。
予告編
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