映画「INNOCENCE / イノセンス」 | 渋谷宙希のブログ

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「INNOCENCE / イノセンス」

★★★★☆

【公開】2004年
【製作国】日本
【上映時間】100分
【監督】押井守
 

 

ハリウッド版の「GHOST IN THE SHELL」が公開されたんで、久しぶりにアニメ映画

 

 

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 」

 

を見返して面白かったんで、その続編にあたる「イノセンス」を観てみたんですけど、

 

 

凄いですね!

 

 

って感じです。

 

 

この作品は2004年の作品ってことで、今からもう10年以上も前の作品なんですけど、ここで日本アニメーションの一つの完成形に達したんじゃないか?ってくらいのとんでもないクオリティのアニメーションになっています。

 

 

とにかく、この映画はアニメーションの素晴らしさが目立つ作品だなぁ、って思いました。

 

 

ストーリーの内容としては、前作の方がよかったと思うんですけど、とにかくここまで凄いアニメが作れる日本のアニメ業界は凄い!って単純に思えました。

 

 

 

 

 

草薙素子少佐が失踪してから3年後。

 

 

ロクス・ソルス社製の少女型の愛玩用ガイノイドが暴走し、所有者を殺害するという事件が相次いで発生。

 

 

 

 

公安9課のバトーは相棒のトグサと共に捜査を開始。

 

 

事件の核心に迫るべロクス・ソルス本社へ向かったバトーは自信をゴーストハックした容疑者キムを確保。

 

 

さらに、ガイノイドの製造プラント船へ向かったバトーは、そこで暴走したガイノイドとの戦闘中、バトーを援護するガイノイドが現れる。

 

 

それはガイノイドを乗っ取った草薙素子少佐だった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ、こんなお話です。

 

 

ストーリー的には正直それほど面白い内容ではないのかな、って思うんですね。

 

 

前作の方が内容的には凄く深くていろいろな角度から見ることができうものだった気がするんですけど、この「イノセンス」は割と単純な物語だったような気がします。

 

 

自分が深い部分に気付いていないだけかもしれまんせんけど。

 

 

とにかく、この映画は映像ですよ。

 

 

最初にも少し書きましたが、日本アニメーションの1つの到達点だったんじゃないかな?って思いました。

 

 

よくこんだけのクオリティで仕上げましたね。

 

 

って本当に関心します。

 

 

アニメーションって動きの1つ1つを人間が手で描いているので、とんでもなく大変な作業なんですけど、これだけのアニメを作ろうと思ったら技術も根気もそれは想像できないくらい凄いものだったんだろうなぁ、って思います。

 

 

 

 

背景の緻密さもすさまじいです。

 

 

人物の動きも凄くこだわりを感じるものになっていますしね。

 

 

個人的に圧巻だったのは、バトーがゴーストハックされるシーン。

 

 

 

 

いつも立ち寄るコンビニで、ゴーストハックされたバトーが乱射事件を起こしてしまうという場面なんですけど、ここでまず草薙素子少佐からの警告があります。

 

 

この時点で一作目から続けて観ている人は

 

 

「おぉ!草薙少佐きたー!」

 

 

ってなるんじゃないでしょうか。

 

 

さらに、夢のような画面が続き、乱射シーンになるんですけど、この時のコンビニの背景がもうとんでもないレベルです。

 

 

商品の1つ1つが一体なんなのか、ハッキリ確認できるくらいにしっかり描き込まれているんですよ。

 

 

しかも、それらの商品が銃撃によってバラバラになったり飛び散ったりするんです。

 

 

これが凄い。

 

 

リアルを超えたリアルなシーンだなぁ、って本当に関心しました。

 

 

 

 

 

とにかく凄いアニメですよ。

 

 

もう間違いなく、日本アニメの到達点です。

 

 

まだ、観ていないという方はぜひ、一作目から観てください。

 

 

 


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