映画「チャットルーム」 | 渋谷宙希のブログ

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「チャットルーム」

★★☆☆☆

【公開】2010年
【製作国】イギリス
【上映時間】97分
【監督】中田秀夫
【原題】Chatroom

 

 

 

2010年のイギリス映画なんですけど、監督は日本人なんですね。

 

 

この記事を書くために調べたら出てきたのでびっくりしました。

 

 

日本人の監督が普通にイギリスで映画を作れる環境があるんだ~。と。

 

 

ホラー映画「リング」などの監督である中田秀夫なんで、この映画もホラーっぽい演出が結構あった気がします。

 

 

内容的にはホラーというよりもサスペンスなんですけどね。

 

 

面白かった?

 

 

と聞かれたら

 

 

まぁ、普通だった

 

 

と答える内容でした。

 

 

インターネット上で知り合った10代の男女の物語なんですけど、ネット世界の視覚的な見せ方なんかは割と良かった気がするんですけど、内容的にはちょっと微妙かなぁ、と。

 

 

 

 

 

有名作家の息子であるウィリアムは家族との関係も悪く、自分の部屋に引きこもってネット世界に浸っていた。

 

 

自らオープンしたチャットルームで知り合ったジム、エミリー、モーとチャットを通じて交流する。

 

 

 

 

それぞれが抱えている問題に対して、相談に乗るウィリアムだったが、じょじょにそのアドバイスは過激になっていく。

 

 

そんな中。自らがうつ病だと告白したジムに対し、追い込んでいくようなアドバイスを続けるウィリアム。

 

 

実は、ウィリアムは人が自殺する瞬間を見るのが好きなサイコ野郎で、ジムを追い込み自殺の瞬間を見ようとするが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

といった内容です。

 

 

なんかねー。全てが微妙なんですよ。

 

 

まず、主人公のウィリアムは売れっ子作家を母に持つボンボンで、兄を主人公にした小説がヒットしているので、かなり屈折した感情を兄や母に持っているようなんですけど、もうとんでもない甘ったれ野郎なんです。

 

 

しかも、序盤かたかなり変態的な行動をとってるので、

 

 

なんでこんな奴のアドバイスを真に受けるんだ?

 

 

って凄く不思議なんですよね。

 

 

チャットルームに集まっている人物は何かしら問題を抱えているんですけど、その問題もたいしたことないし、ウィリアムとジム以外は割とまっとうな感じもします。

 

 

ネットの世界を現実っぽく表現している部分は割と良かったんですけど、みんな現実の見た目のままネット世界に登場しているのがどーも微妙な気がしました。

 

 

アメリカでは自分の写真をアイコンにしているのが普通なのかもしれませんけど、アバター的なものや、別人の写真などをつかってチャットしているほうが打っ屈している感じがあって良かったのでは?

 

 

って思ってしまったりします。

 

 

 

視覚的にもそのほうが面白いと思うんですけどねー。

 

 

あと、割と簡単に現実の世界の話になっちゃうのが凄く残念だった。

 

 

結局最後の方ではメンバー全員が現実世界で出会うことになるんですよ。

 

 

これはいらんやろ~

 

 

って思うんですよねー。

 

 

 

せっかくインターネットのヴァーチャルな世界を題材にした映画なのに、結局最後は現実世界の話で終わるんだ。って。

 

 

文句ばっかりになったんで、良かったところも書いておきますw

 

 

この映画唯一と言ってもいい見どころはチャットルームに集まるメンバーの中にいる女の子2人が可愛いってとこでしょうかね。

 

 

エヴァを演じるのはイモージェン・プーツ

 

 

 

 

美人でしたねー、この人。

 

 

エミリーを演じるのはハンナ・マリー

 

 

 

 

 

 

この人は可愛らしい感じでよかったですねー。

 

 

この人はベルセバのスチュアートが監督したゴッド・ヘルプ・ザ・ガールにも出てましたけど、その時とは全然印象の違う役柄でした。

 

 

まぁ、そんな感じの映画でした。

 

 

それほど面白い映画ではありませんが、気になった方は観てみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

予告編

 

 

 

 


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