これで脱出展で用意した全ての謎が解明されます!!
また、ちょっと長いので時間がある時にでも読んでください。
前半をまだご覧になってない方はまずコチラからご覧ください↓
今回のBGMはこちらでどーぞ↓
前回、は鍵を見付けるための謎解きをしていきましたが、今回は残る謎を説き明かすことによって見えてくる『脱出展』の全貌をご覧いただきます。
まずは、タイトルである『脱出』に込められた意味を解説しましょう。
『脱出』というタイトルで写真展をすると決まった時は、色々な意味に取れるし、響きもカッコイイし、これでいいやん。
ぐらいにしか思っていませんでした。
しかし、『脱出展』が完成に近づくにつれ、『脱出』に明確な『意味』が生まれてきたのです。
我々は『脱出』と言う不思議な言葉の導きにより、この写真展を完成させたのかもしれません。
『脱出』という言葉は一見すると「終わり」を表しているように見えますが、『脱出』した先にはまた「始まり」があります。
つまり『脱出』とは「終わり」を表すのと同時に「始まり」を表す言葉なのです。
皆様が『脱出展』より『脱出』するために必要な「鍵」を手に入れるために唱えなければならなかった合言葉を思い出してください。
「はじまりはおわり」
「おわりははじまり」
この合言葉は『脱出』を表しているのです。
この写真展『脱出』に隠されたテーマ、それは
「永遠に終わらない物語」
なのです。
残された謎は全て「永遠」というキーワードで解決できます。
【写真の並べ方の謎】
入口から左側に私、渋谷宙希の作品が1~8という番号順に並んでいます。
入口から右側には渡邉さんの作品が1~8まで番号順に並んでいます。
この並べ方だと右周りにも、左周りにもぐるっと一周するのは無理ですね。
左側の渋谷作品から見るとしたら、1~8まで終わった時点で入口まで戻り、渡邉さんの作品の1から見るという具合です。
なぜこのような見にくい並べ方をしたのでしょう?
上図で写真を渋谷①~⑧、渡邉①~⑧まで見てみると、足跡はどのような形なるか想像してみてください。
この形が意味するものは何か?
もうお分かりですね。
「∞」
これは『無限』を表す記号です。
皆様が順番通りに写真をご覧いただくと、会場に巨大なメビウスの輪が描かれるのです。
脱出=永遠
を表していますので、このような展示方法にしました。
【鹿のつぶやき】
鍵を手に入れるためのヒントを教えてくれる特別な鹿以外に2匹の鹿が会場内にはいましたね。
階段に1匹。
脱出の手引書が置いてある机に1匹。
階段の鹿はこう呟いてます。
「数字の8を横に倒すと…」
手引書が置いてある机の鹿はこうです。
「こっちの鳥はあっちの鳥かもしれないんだって」
彼らは鍵を見つけようとする皆様を惑わす存在です。
鍵を見つけるための謎解きとは関係のない事を呟いているのです。
しかし、全く意味のない呟きではありません。
彼らの呟きは『脱出』展の全体像を見るために必要なヒントなのです。
まず、階段にいる鹿の呟きから聞いてみましょう。
数字の8を横に倒すと??
これは簡単に解りますね。
8→∞
無限大になります。つまり『メビウスの輪』となりますから、この『脱出』展のテーマである「永遠に終わらない物語」のヒントとなります。
数字の8はこの写真展の一つのキーになる数字です。
我々2人の写真作品は各何枚づつありましたか?
8枚1組となっていますね。
7枚でも9枚でもなく8枚です。
各々8枚づつの作品を展示した理由がここにあります。
もう1匹の鹿はこうですね。
「こっちの鳥はあっちの鳥かもしれないんだって」
これは一体どういった謎が隠されているのでしょうか?
鳥といえば各々の写真に鳥が登場しといますね?
ここで、もう一度各々の写真をご覧になってください。
1、はしか
2、実態
3、まやかし
4、輪郭
5、発見
6、音沙汰
7、枠
8、輪廻
渡邉さんの作品↓
http://fotologue.jp/tojft/#/3919897/11039589
渋谷宙希の8枚目『輪廻』という写真と、渡邉さんの1枚目『温度』と3枚目『理由』にも鳥が写っています。
もう、お分かりだと思います。
渋谷宙希の物語のラストを飾る8枚目に登場する鳥は、もしかしたら渡邉さんの物語のスタートである1枚目に登場する鳥かもしれないのです。
各々8枚づつで1つの『脱出』という物語を作りましたが、実は2人の物語がリンクしているのです。
渋谷の物語は室内から外に脱出する。といったストーリーなのに対し、渡邉さんの物語は終始外にいる。
渋谷の物語のラストは主人公自身が脱出するのに対し、渡邉さんの物語のラストは世界が残り存在が消えています。
2人の考えた物語は同じ『脱出』というタイトルなんですが、似て非なる物語です。
この2人の世界を繋ぐのが『鳥』です。
渋谷の物語で最後に脱出成功した鳥は次に渡邉さんの世界に迷い込んだのかもしれません。
渡邉さんの最後に姿を消した主人公が次に迷い込んだのが渋谷の世界かもしれないのです。
つまり、2人の作品を合わせると「永遠に終わらない物語」が完成します。
そして、この永遠の物語を見るには皆様にメビウスの輪の動きをしてもらわなければいけない。といとた仕掛けをしています。
【タイトルカードの反転文字】
ネームのカードとタイトルのカード、両方同じデザインです。
タイトルの下に書かれた反転させたアルファベットの文字、これは一体何を意味するのでしょう?
先ほど申し上げましたが、2人の作品を組み合わせると「永遠に終わらない物語」が完成し、メビウスの輪となります。
メビウスの輪は表も裏もないですよね。
どちらも、表でどちらも裏です。
このタイトルのデザインは、表でもあり裏あるメビウスの輪を表しています。
ここまでて、謎解きはほぼ終了しました。
【砂時計と間接照明】
残るは意味深に置かれた砂時計と間接照明についてですね。
これも鹿の呟きと同様『脱出』展全体のテーマである「永遠に終わらない物語」のヒントになっています。
砂時計はひっくり返せば、永遠に時を刻むアイテムですし、何より砂時計を横に倒すと…
「メビウスの輪」に見えなくもありません、よね?
間接照明も同じく、「永遠」を表しています。
これで、我々が『脱出』展に隠した全ての謎です。
今回の写真展は正確には写真展と言い難いものになりました。
写真を見て頂くだけではなく、空間そのものを体感して頂く展示になったと思っています。
渋谷個人で開催する展示は今後も写真展になると思います。
しかし、渋谷と渡邉がコンビを組む時は再び空間を展示することになるでしょう。
次回の展示はいつになるかわかりませんが、ぜひ次回はライブで体感してくださたい。
長々とお付き合いありがとうございました。
次回作の会場でお会いしましょう。













