「ネオン・デーモン」
★★★★☆
【公開】2016年
【製作国】アメリカ、フランス、デンマーク
【上映時間】118分
【監督】ニコラス・ウィンディング・レフン
【原題】THE NEON DEMON
「ドライヴ」や「オンリー・ゴッド」のニコラス・ウィンディング・レフン監督最新作です。
主演は個人的に大好きなエル・ファニング。
この監督の映画は凄く映像がスタイリッシュなのが特徴なんですけど、この映画もそれはもうスタイリッシュでした。
スタイリッシュ過ぎてちょっと笑ってしまうようなシーンもあって、どこまでは本気でカッコつけてるのかわからないんですよね。
この映画は悪夢的な恐ろしさや、怖さが描かれているんですけど、その恐怖も時々
いやいややり過ぎでしょ!
って思わず突っ込まずにはいれない感じで、結構笑えるんですよ。
楳図かずおや伊藤潤二の漫画は恐怖の中に笑いの要素があるのが特徴だと思うんですけど、この映画もまさにそんな感じでした。
とにかく、かっこいい映像にエル・ファニングの美しさと可愛らしさが光っている映画でしたね。
田舎からモデルと目指してロサンジェルスへ出てきた16歳の美少女ジェシーは、すぐにモデル事務所と契約を交わし、とんとん拍子にモデルとしての活動を開始する。
新人は撮らないことで知られる気難しい天才カメラマンにも撮影され、トップモデルの道を進んでいく。
ショーのオーディションを受ければその美しさが注目され即採用となるなど、一気にトップモデルの階段を駆け上がっていくジェシー。
しかし、生活はまだ苦しく、安モーテルに泊まっているジェシー。
ジェシーにはネットで知り合った青年がいて、ロスに知り合いのいないジェシー唯一の知り合いだった。
あまりにも順調にトップモデルへと突き進むジェシーに対して他のモデルからの嫉妬の目が注がれまじめ・・・・
といった内容です。
一見ありがちな、成り上がりストーリーのようなあらすじなんですけど、さすがにそう一筋縄でいくような監督ではありません。
あまり詳しく書くとナタバレになるので詳しくは書きませんが、単純にジェシーが困難を乗り越えてモデル界で輝いていくって物語ではないんですよね。
この映画は悪夢を映像化したような感じになっていて、どこかデヴィッド・リンチの映画のようにも見えます。
プロットだけ見ると「マルホランド・ドライブ」に少し似ている感じがしますしね。
特に終盤の30分ほどはリンチっぽい悪夢感が凄くでているような気がしました。
この映画の見どころは何といっても美しく、スタイリッシュな映像とエル・ファニングの美しさでしょう。
今まで見たこの監督の映画は男性的な世界が舞台になっていたんですけど、この映画は完全に女性の世界を舞台にしているので、同じようにスタイリッシュな映像でもやはり雰囲気がずいぶん違うなぁと感じました。
やはり、女性の美しさはスタイリッシュな映像に合っている気がします。
特に、主演のエル・ファニングの可愛らしさと妖艶さと無垢さなどの美しさの要素が凄く沢山出ていて本当に見ごたえあります。
エル・ファニングの美しさを見るだけでも、この映画を見る価値があります。
映像の特徴でいえばとにかくコントラストがハッキリとした映像だと思うんですけど、このパキっとしたカラーがモデルの世界を舞台にしたこの作品に凄く合っている感じがしました。
あと、この映画でとても良かったのが音楽です。
音楽を担当したのがクリフ・マルティネス。
この人元々はレッチリのドラマーだったようですね。現在は映画音楽を中心に活躍しているみたいなんですけど、とにかく音楽かっこいいです。
サントラ欲しいです。
同じ監督の「オンリー・ゴッド」なんかの音楽も手掛けているみたいなんですけど、「オンリー・ゴッド」観た時はそれほど、気にならなかったんですけどね。
少しマニアックな映画ですが、ホラー映画だと思えば凄く楽しめるんじゃないかな、と思います。
デヴィッド・リンチの映画が好きな人や、エル・ファニングが可愛いと思っている人なら絶対に見て損なしだと思います。
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