「アンジェリカの微笑み」
★★★★☆
【公開】2010年
【製作国】ポルトガル、スペイン、フランス、ブラジル
【上映時間】97分
【監督】マノエル・ド・オリヴェイラ
【原題】
現役最高齢監督として知られるマノエル・ド・オリヴェイラ監督が
ななななんと!101歳の時に撮り上げた作品です!!!
101歳で映画撮れるの?
凄いですね。このマノエル・ド・オリヴェイラ監督は2015年に106歳でお亡くなりになっているんですけど、本当に凄いですね。
さて、101歳のおじいちゃんが撮ったこちらの作品なんですけど、これがまた
凄く良かった!
です。
この人の映画初めて観たんですけど、独特の雰囲気とどこを切り取っても美しい写真作品のような映像がとても素晴らしかったです。
物語的にも幻想的で美しくて、かなり面白かったです。
写真が趣味の青年イザクは若くして死んだアンジェリカの写真を撮ってほしいという依頼を受ける。
アンジェリカの遺体を撮影していると、一瞬アンジェリカの目が開きイザクに微笑みかけた。
翌日、現像した写真を観ていると、写真の中から微笑みかけるアンジェリカ。
やがてイザクはアンジェリカに恋心を抱くようになり・・・・
といった内容です。
死んでしまった美しい娘に恋してしまった青年の物語です。
出会った時点で死んでしまっている女性に恋してしまうというなんとも切ない物語です。
映画開始すぐにアンジェリカの死体が登場し、今後どう展開するんだろう?って思いながら観ていたんですけど、最後まで全くダレることなく観ることができました。
死んだはずのアンジェリカがイザクの部屋に現れて、一緒に空を飛んでいくシーンは正直ちょっとショボイな、って感じもするんですけど、それがまた凄く雰囲気があっていいです。
なによりもこの映画のいいところは、
映像の美しさ
です。
最初にも書きましたけど、どのシーンを切り取っても美しいんです。
独特の映像感覚がある監督さんなのかな、て思いました。
これを101歳のおじいちゃんが撮ったのか、って思うとよけい凄いなって思いました。
そして、セリフも独特でいいです。
イザクが下宿している家のおかみさんと他の下宿人たちの会話がなんともないような内容なのに、何かしら意味があるんじゃないか?この映画にとって重要な会話なんじゃないか?って思わせてくれるような内容なんですよね。
下宿先で飼っている小鳥がかわいい。
小鳥のいる景色っていいな、って思いました。
正直言って物語の内容を全部理解できたとは思えないんですけど、どことなく純文学の小説を読んでいるような感覚で観ることが出来ました。
ポルトガルの映画ってあまり観る機会がないんですけど、ポルトガルののどかなロケーションがまた凄くいいんですよね。
主人公のイザクは農民の写真を撮ったりなんかしてるんですけど、その写真がまたなかなかにいいんです。
周りにいる人からはちょっと変わり者と思われてるイザクですけど、独特の雰囲気を持った青年です。
101歳のおじいちゃんが撮った映画ってだけでもう観る価値あるでしょ。
気になった方はぜひとも観てみてください。
予告編
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