映画「エンジェル・ウォーズ」 | 渋谷宙希のブログ

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「エンジェル・ウォーズ」
★★★★☆

【公開】2011年
【製作国】アメリk
【上映時間】110分
【監督】ザック・スナイダー
【原題】Sucker Punch



時々、何も考えなくても楽しめるB級アクション映画が観たくなるんです。


この映画もタイトルからして


いかにもB級くさい感じ


がしたので、観てみようと思いました。


全く期待していなかったからか、観た感想を一言でいえば


凄くよかった!


です。


これは、ただのB級アクションではなかったですね。


邦題の「エンジェル・ウォーズ」ってなんなの?ってマジで思うんですけど、原題は「Sucker Punch」で、「不意打ち」みたいな意味だそうです。


この邦題のせいで絶対に損してると思うなあ、この映画。


アクションもカッコよかったし、独特な映像世界も良かったし、意外なことに脚本もなかなか良かったんです。


この映画の監督ザック・スナイダーの作品は過去に「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「ウォッチメン」なんかを観たことがあったんですけど、「ウォッチメン」なんかもかなり独特の映像だった気がするので、その流れにある作品だと思いました。



「ゾンビ」のリメイク作品である「ドーン・オブ・ザ・デッド」もゾンビ映画としてはかなり良かった記憶があります。


この監督さん最近ではDCコミック系の映画を監督しているようで、「マン・オブ・スティール」や「バットマンVSスーパーマン」なんかも監督しているとか。


売れっ子なんですね。


しかしながら、この作品はそんな売れ子監督の中ではそれほどヒットした作品ではないようです。


内容がちょっとマニアックな感じがするので仕方ない気もします。


いつもならこのあたりで映画のあらすじを紹介するところなんですけど、この映画のストーリーを紹介するのはちょっと難しいです。


この物語は大きく分けて3つの世界で構成されています。



まずは主人公の少女が入院している精神病院。


2つ目は主人公の少女が売り飛ばされた売春宿。


3つ目は少女たちがその過酷な現実から逃避するために戦う戦場。




精神病院から売春宿の世界を想像し、その中でさらにファンタジー世界を想像している。みたいな設定っぽいです。


どんどん、深く妄想の世界に入っていく感じがちょっと「インセプション」っぽいな、と思ったりもしました。



とにかく、この物語は悲惨な現実世界から自由になるためにファンタジー世界を経由して逃避する物語です。


大まかな舞台は売春宿です。


主人公の少女は売春宿でダンスを披露すると、その間世界がファンタジーになり、困難を克服するための戦いの場面になるんです。


最初は、初めて人前でダンスした時。


突然、主人公は日本の寺のような場所にいて、そこでお坊さんのような師匠から自由を手に入れるために必要なアイテムの説明を受けます。


1つは武器。ファンタジー世界ではこれは日本刀のような刀と銃。現実世界ではダンスがこの武器にあたります。


他には地図、火、ナイフ、鍵など。


そこへ現れるのが鬼のような鎧武者。


こいつと対決するんですけど、この映像がとにかくかっこいい!





セーラー服を着た美少女が日本刀持って戦う。




という設定って日本のアニメや漫画やゲームを凄く連想するんですけど、ここまでかっこいいイメージを作り出したのはこの映画は初めてではないかと思います。


少し前に観た「ラスト・ブラッド」なんかまさに同じような設定なんですけど、この映画に比べるとかっこよさでは全く敵わないって感じでした。


さらに、この映画ではファンタジーの世界でのバトルシーンになると毎回世界観が違うんです。


最初は日本っぽい感じなんですけど、次は第二次世界大戦頃の戦場だったり、ファンタジー世界でドラゴンと戦ったり、パワードスーツが登場したりと正直


オタク要素満載


これだけ全面にオタク要素が出ているのに、終始かっこいいのが凄いんです。




しかも、それだけオタクっぽいのに物語の内容もかなりシリアスなのも凄いです。


ところが、この映画本国アメリカでは大コケしたとか。


日本でもそれほどヒットしたとは思えないんですけど、評論家からの評価もとっても悪いんです。


もっと評価されてもいいんじゃないかな?って個人的には凄く思うんですけどねぇ。やっぱりオタクっぽ過ぎるのがダメなんでしょうか。。。。


監督はこの映画を制作するにあたって日本の漫画家でイラストレーターの寺田克也に依頼してコンセプトデザインを数点作ってもらっているらしいです。


そういわれてみると寺田克也っぽい世界観、特に最初の寺のシーンなんかに感じます。


音楽の使い方も良かったし、使われてる音楽も凄くカッコよかったと思います。


気になった方はぜひご覧になってください。


結構おすすめできる作品です。(ただし、好き嫌いがかなり分かれそうな作品ではありますが)






予告編





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