音楽「summer continue」Maison book girl | 渋谷宙希のブログ

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Maison book girl(以後ブクガ)の1stEP「summer continue」です。


2016年3月30日発売のEPのレビューです。


Mason book girl | summer continue特設ページ



最近めっきりハマっているブクガですが、今回紹介するのは現時点(2016年8月現在)での最新音源となります。


1stアルバム「bath room」のレビューはこちら↓
音楽「bath room」Maison book girl



こちらのEPは4曲入りのEPでブクガ発のEPということになります。


いわいるシングルというものはまだリリースしていないようです。


もしかしたら今後もないかも?


ブクガの全ての楽曲を手掛けているサクライケンタ氏は音源の形にもかなりこだわりを持っているようで、どういう形でまとめるのかをかなり考えているようです。


今回紹介するこちらのEPも4曲で1つの作品のような印象を持つものになっているので、あまりシングルとかで曲のばら売りをしたくない人なのかな?って思いました。


これも、このEPがブクガという世界を構成するためのエレメンツとしての作品だからなのだろうと勝手に予想しております。



ブクガに関してはしつこいようですが


とにかく世界観が凄い


というのが一番の特徴だと思うんですけど、この世界を構成するためにはかなり綿密に計画を立てて作り上げているのだろうな、と思えます。


アルバムやEPもその世界を構成するために必要なもので、そのためにはある意味捨てなければいけないものも沢山あるんだろうな、と。


とにかく、このEPもアルバム同様に素晴らしい世界観を持ち、EPとしての完成度が異常に高い作品になっていると言いたかったんです。


1曲目はMVも公開されている”lost AGE”で始まります。






このMVで着ている衣装が今のところ最新のブクガの衣装なんですが、この衣装とにかく好きです。



(左から井上唯さん、和田輪さん、矢川葵さん、コシージメグミさん)




なんか、サナトリウムに入院している患者さんのような印象。


1人1人のデザインがそれぞれの個性に合わせて違っていて、凄く良く似合っている。


そして、MVの世界観がやっぱり最高なんですね。



口から煙を出しているシーンはどこか現実感がなくていい。


ブクガの持つ世界というのは現実世界も映し出しているんですが、やはり全てが幻想的なんです。



そこが好きなポイントなんだろうな、と思います。


登場する小道具も凄くツボにはまるんですよ。羽の付いたペンやアンティークな椅子、真っ白な世界に舞い散る真っ赤な花びら・・・など。


サクライケンタお得意の独特のリズムが心地よい曲なんですが、メロディーは最初から最後までなぜかノスタルジーを感じます。


このノスタルジーというのがブクガのポイントなのかな、とも思ってしまいますね。


なぜか懐かしい。


幻想的な世界に憧れているだけかもしれませんが。


とにかく、この曲を聴く4分半の異世界旅行に出かけることができるから不思議です。


2曲目は”blue light”です。


この曲は、今までのブクガの曲とは違った曲調ではないかな、と思っています。


編曲やメロディは凄く優しいです。


曲のテイストは変わっても世界観は全くぶれることがない。ここがブクガのいいところです。


こういう曲があるとライブでの幅が広がってとてもいいと思います。


この曲でブクガが好きになったという人は私は知っていますが、わかる気がします。


3曲目は”bed”


個人的にこの曲はめっちゃ好きです。


これは、ブクガの持っているダンスミュージック的な側面をかなり押し出している曲ではないかと思っているんですけど、相当にかっこいい。


こんなかっこいいダンストラック作れる人、今の日本にどれだけいるのだろうか?って思えるくらいかっこいいと思います。


曲もかっこいいし、振り付けもこの曲はかなりカッコよかったです。


8月6日のライブでこの曲のパフォーマンスを見て、本気でブクガを好きになったという感じですね。


詳しくはこちら↓
Maison book girl「ブクガクマリタビin OSAKA」前編

Maison book girl「ブクガクマリタビin OSAKA」後編




こちらの動画では”blue light”と”bed”を披露しています。2曲目”bed”で3曲目が”blue light”です。




EPのラストは”empty”


これはポエトリー・リーディングです。


作詞をしたのはメンバーのコショージメグミさん。


アルバムのラストもポエトリー・リーディング曲”water”でしたが、個人的にはこちらの方が好きです。


音がちょっとノイジーで、詩の世界観は御伽噺のよう。


詩を書いたコショージさんが言うには「ハンプティ・ダンプティ」のお話しをコショージさんが描くとこうなった。というものだそうです。


この詩を読んだだけでも、この人には才能があるって丸わかりですね。


このEPを聴いて強く感じたのが、


この4人だから作れている世界なんだな


ってことです。


ブクガを語る上で絶対に外せないのが全ての楽曲を提供しているサクライケンタ氏の才能ですが、彼が手掛けた


いずこねこ


というプロジェクトの楽曲も聴くと、確かにサクライ氏らしい楽曲なんですけど、個人的にはあまりしっくりきません。


それは声や人物の持つ空気だと思うんです。


いずこねこは茉里という方のソロプロジェクトなんで、この人の歌が全面に出ているんですね。


歌も上手いし、存在感もあるんですけど、いまいち魅力に欠けるんです。


一方ブクガは4人のメンバーがそれぞれにパートを区切って歌っています。


声がとにかく4人ともいい。


儚い少女のような声。


それぞれに違う声なんですけど、全員に共通して感じるのがそれです。


そして、4人の持つ世界観が1つの作品になって昇華されているという印象を受けます。


歌はまぁ上手くはないですけど、歌なんか上手くなくても世界観を作れるほうが凄いと思います。


上手く歌える人よりも、独特の世界を作れる人の方が価値があるんじゃないか、と個人的には考えます。


ブクガのメンバー4人はそれぞれに違う個性を持っているんですけど、4人になるとたちまち1つの世界を構成することができる。


そこが素晴らしいところではないかと思います。


和田輪さんが加入する前のメンバーの時代を知らないんですけど、今となってはもうこの4人じゃなきゃだめって感じになっていると思います。




1stアルバムもかなり良い出来だったと思うんですけど、このEPでさらに独自の世界を広げたブクガ。


2ndアルバムが本当に待ち遠しいです。


かなり期待値上がっていますが、ブクガなら期待を超える作品を届けてくれるのでは?と思わせてくれます。


気になった方はぜひとも聴いていただきたいです。


音楽は好きだけど、アイドルなんて


って思っている方には特に聴いてほしいかもしんないです。


本当にめっちゃいい曲ばかりですので。



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