「ステイ」
★★★★☆
【公開】2005年
【製作国】アメリカ
【上映時間】101分
【監督】マーク・フォースター
【原題】STAY
この映画、昔観たような記憶があったんですけど、
映像がかっこいい
ってこと以外内容は全く思い出せなくて、どんな話だったか気になったんで観てみました。
久しぶりに観て思ったのが
やっぱり映像かっこいい!
ってことでした。
ストーリーも独特の雰囲気があっていい感じだったんですけど、オチがちょっと微妙だったかな。という印象です。
精神科医のサムはヘンリーという変わった青年の担当になる。
ヘンリーは初対面で「今日は雹になる」と予言。そして、その予言は的中する。
ヘンリーに興味を持ったサムは熱心にヘンリーの話し相手になるが、ヘンリーは今週末の土曜日に自殺をすると言う。
ヘンリーは大学で美術を学ぶ学生だが、ヘンリーの敬愛する画家は21歳の誕生日に自殺した。
ヘンリーもその画家にならって21歳の誕生日に自殺をほのめかしているのではないかと考えたサムはヘンリーの自殺をなんとか食い止めようとするが、ヘンリーは行方不明に。
ヘンリーが好きだった女性に会いに行ったり、母親に会いに行ったりするが、そこで目にしたのは現実とは思えない出来事ばかり。
なにが現実で、何が虚構なのか混乱してくるサム。
そして、サムとヘンリーの意識がじょじょにシンクロしていき・・・・・・
といった内容です。
この物語はラストに大きなオチがあるんですけど、物語の途中でその断片が何度も何度も繰り返し描写されます。
まず、映画の冒頭でラストに繋がる大きな暗示のようなものがあるんですけど、ラストシーンを見て初めて冒頭のシーンの意味が分かる仕組みになっていて、とても面白いです。
精神科医のサムがヘンリーのことを調べていくうちに、どんどん現実と虚構の区別がつかなくなっていくのがとてもスリリングで面白いんですよ。
サムとヘンリーの言ってることがどんどん重なっていって、この2人の関係とはいったい何なのか?という疑問が出てきます。
そして、虚構の世界がどんどんと人広がっていくように見えます。
その現実ではない感覚。
夢のように断片的な映像の集まりで物語が進んでいきます。
この断片的なイメージの集積でよくこれだけ意味のわかり映画を作れたなぁ、と感心しました。
デヴィッド・リンチの映画なんかもイメージの集積のように見える映画が多い気がしますが、この映画はリンチの作品に比べるとちゃんとしたオチがあってわかりやすい内容になっているのがすごいですね。
そして、夢のような世界をとてもスタイリッシュな映像で見せてくれるので、映像を見ているだけでもとても気持ちいいです。
場面が切り替わるシーンなど全て凄く凝っています。
俳優陣もなかなか豪快で精神科医のサムを演じるのはユアン・マクレガー。
謎の青年ヘンリーにはライアンン・ゴズリングです。
この人最近よく見ますね。
「ブルーバレンタイン」(感想はこちら)、「プレイス・ビヨンド・ザ・パイン」(感想はこちら)、「ドライヴ」(感想はこちら)、「オンリーゴッド」(感想はこちら)など知らず知らずのうちに観てます。
サムの恋人ライラにはナオミ・ワッツ。
この人すごく美しですよね。
好きです。
スタイリッシュな映像と、どんでん返し的なオチがしっかりある映画です。
音楽も心地よくてついつい眠たくなってしまいますが、観て損なしの映画だと思います。
気になった方はぜひともご覧くださいませ。
予告編
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