映画「ふしぎの国のアリス」 | 渋谷宙希のブログ

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「ふしぎの国のアリス」
★★★★★

【公開】1951年
【製作国】アメリカ
【上映時間】75分
【監督】クライド・ジェロミニ、ハミルトン・ラケス、ウィルフレッド・ジャクソン
【原題】Alice in Wonderland



ルイス・キャロル原作の童話をアニメ化した作品。



制作はウォルト・ディズニー・プロダクション。


デズニーのアニメ映画の中でも特に好きな作品です。



この頃のディズニーアニメは本当に素晴らしい作品が多くて、このアリスはセンス・オブ・ワンダーな世界があって素晴らしいですね。



キャロルの「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」をミックスさせたような内容。


このアニメ映画を久しぶりに観た理由なんですけど、先日某百円均一のお店に行くとこの映画のDVDが売ってたんですよね。


まさか100円!?って思ってレジへ持っていくと100円でした。


100円だったら買いますよね。


で、せっかく購入したので観た次第です。


ストーリーはもう今更いいですよね?


少女アリスが白いウサギを追いかけて行くと、不思議な世界に迷い込んでしまう。というものです。



この作品は1951年に公開されたってのが凄いな、って本当に思います。


最近のディズニーアニメはCGアニメばかりでどうもしっくりこないんですけど、この頃のアニメは全てが手描きで本当に繊細で素敵な作品になっています。


実は、このアニメを制作するにあたってアリスのモデルがいたってのはご存じでしょうか?




彼女はキャスリン・ボーモント。当時10歳。


ほら、そっくりでしょ?



「アリス」のアニメを観て感じるのが、動きの滑らかさやリアルさだと思うんですけど、実は彼女が実際にアニメーションのシーンを演技し、それを元にトレースして作画していくという気が遠くなるような作業を経て制作されたんです。



なので、非常に動くが滑らかで、可愛いデフォルメされたキャラクターなのにリアルな動きがあるんですね。



ファンタジー作品なので、現実ではなかなか出来ないようなシーンも様々な工夫をして撮影されたようです。










このまま実写でも使えそうなくらいのクオリティで撮影しれているのがかわいります。


お茶会のシーンでは、アリス以外の登場人物も撮影しており、かなりの臨場感。


キャスリン嬢は作画のモデルとしただけではなく、声もあてているので、キャラクターと声が凄くマッチしているんですね。



ちなみに、このキャスリン嬢は「ピーターパン」でウェンディの声も担当しているそうです。


これだけの時間と手間をかけて制作した作品が今は100円で買えるのか・・・・・と思うと少々複雑な心境です。


現在でも役者の動きをトレースしてアニメを作る手法はありますが、モーションキャプチャーの技術などを使えるので、こんなに手間のかかることはしていないんではないかと思います。


しかも、モーションキャプチャーだと、本当に人間の動きそのままになるのでちょっとリアル過ぎて違和感があったりします。


しかし、人間の感覚で動きをトレースしていくと、そこに描き手の感性が入る余地があるので、リアルな動きにデフォルメさせることもできます。


その辺がこのアニメが他には無い唯一無二の作品になっている要素ではないかな、って思ったりしました。


こういうアニメを小さい子供に見せたいですね。


CGよりも絵が可愛いし、内容も素晴らしいので。



観たことないって方は是非この機会に。


そして、久しぶりに観てみたくなった方も是非ともご覧になってください。



予告編







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