「ゾンビ・フィーバー」
★★★☆☆
【公開】2013年
【製作国】ロシア
【上映時間】91分
【監督】キリル・ケムニッツ
【原題】ZOMBIE FEVER
日本未公開のロシア発ゾンビ映画。
ゾンビ映画のほとんどは駄作で、この映画も評判が凄~く悪いんですけど、個人的にはなかなか悪くない映画だな、って思いました。
この映画はホラーテイストというよりも、コメディテイストの強いものになってるのですが、なんというかロシアンジョークとでも言えばいいんでしょうか、日本やアメリカのジョークとはまた一味違った面白みがあって結構好きでした。
ヒロインを演じるのがt.A.T.u.で一世を風靡したユリア・ヴォルコヴァ。(写真右)
表紙に大々的に使われていますが、ゆーほど活躍しませんけどね。
隕石に付随してきたカプセルから噴き出したガスで、人々がゾンビ化していく。
ビーチでのパーティーで騒いでいた若者たちの中にもゾンビの群れが。
主人公は恐怖を感じるとぶっ倒れてしまう症状をもっている青年。
ダメダメな友人と二人でパーティーに参加していたが、憧れの女性に告白しようと決めていたが、ゾンビに襲われ大パニック。
なぜか自分が狙われることで、ゾンビは恐怖に反応して襲っているのではないか?と分析。
そのゾンビの特徴を使い、ゾンビをおびき寄せ一気にゾンビを全滅しようとするが・・・・・
みたいな内容です。
ロシアを舞台にしたゾンビ映画というのは、実は初めて見たんですけど、こんなにもバカな内容なんだね。って思ったのが一番の印象です。
ロシア人も冗談を言うんだ、って。
凄い偏見ですけど、あまりジョークとか言わないイメージがあったので。
パーティーの最中にゾンビに襲われるとか、空手の道場がゾンビに襲われて空手ゾンビが大量にできるとか、なかなか面白いアイディアあったと思いますよ。
特に空手ゾンビは良かったんじゃないでしょうか。
空手と言いつつも、投げ技やちょっとした関節技も使っていたので、コマンドサンボみたいな格闘術なんだと思いますけどね。
演出的にはところどころアニメーションになったりして、頑張ってる感は出ているんですけど、いまいちうまくいってなかった感じもしました。
アニメいらないんじゃない?
って思いましたね。
ラストのオチもバカバカし過ぎて悪くないと思いますね。
あんなアホなラストは他にないと思います。
ってゆーか、それロシアでやっていいの??
って心配になるオチでしたよ。
世の中には様々なゾンビ映画がありますが、最近ではあまり映画で有名ではない国のゾンビ映画が結構面白いものが多いような気がします。
気になった方はご覧になってください。
予告編
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