「第三の魔弾」レオ・ペルッツ
★★☆☆☆
幻の傑作といわれているレオ・ペルッツの長編デビュー作「第三の魔弾」を読んでみたのですが、世間一般的に言われているような
めちゃくちゃ面白い小説!
って感じは正直持てませんでした。
これは自分の読解力の無さと、歴史的背景をあまりにも知らないということが原因だと思うんですけどね。
まず、とても読みづらかったんですよね。この小説。
前半は特になかなか物語が進まないので、読んでいても
一体いつになったら面白くなるんだ?
って感じで退屈に感じてしまいました。
前評判が凄まじくいい本だったので、自分の中でのハードルが上がりまくってしまったのも下人かもしれません。
16世紀前半のメキシコ。王政下のアステカ帝国。
アステカ帝国の征服をもくろむ新大陸征服者コルテス。
そんなコルテスの征服計画に関わる”ラインの暴れ伯爵”ことフランツ・グルムバッハと、その異母兄弟のメンドーサ公。
グルムバッハは左目をカタに悪魔と契約し、射撃の名手ガルシア・ロバノの小銃を入手する。
小銃をグルムバッハに取られてしまった責任を追及され、絞首刑と決まったロバノは刑台の上からグルムバッハに向けて呪いの言葉をかける。
「神の呪いを受けるがいい。それはお前に苛立ちと惨苦をもたらすだろう。一発目がお前の異教の国王に命中するように。二発目が地獄の女に。そして三発目が・・・・・」
「それから三発目は・・・・・お前・・・・・・自身に」
と。
この三発の銃弾を巡る物語です。
この呪いの言葉以降はよーやく物語が展開していくという印象なんですけど、それまでがあまりにも退屈だったので、この時点でテンションがかなり低くなってしまっていて、最後までその低いテンションで呼んでしまったため、どうにも面白い!って感じにはならなかったんですよね。
もう一回読めばもしかしたら凄くおもしろいのかもしれないんですけど、今の時点ではちょっともう一回読もう!って感じにもならないので、またしばらくして、なにかきっかけがあれば読み返したと思います。
その前に、このアステカ帝国の滅亡に関してちょっと歴史の勉強をしたほうがいいかもしれないですね。
この舞台設定を或る程度知っている方がきっとこの物語も面白いと思うんですよ。
なので、この小説を今から読もうかなって方は、この辺の歴史を少し調べてから読むのがいいかもしれませんよ。
こちら↓(画像をクリックで移動します)のサイトで、写真、イラスト、DJなどの作品を公開しております☆よかったら遊びに来てくださ♪

