「恥」
★★★☆☆
【公開】1966年
【製作国】スウェーデン
【上映時間】103分
【監督】イングマール・ベルイマン
【原題】SKAMMEN
ここ最近よく観ているベルイマン監督作品です。
この人の映画はやっぱり好きです。
今回観た「恥」は日本未公開の作品のようですが、やはりなかなか良い映画でした。
しかし、個人的には彼の代表作である「野いちご」(感想はこちら)や「第七の封印」(感想はこちら)なんかと比べると少し印象に残りにくい作品かな、と思いました。
ある夫婦の物語。
楽団で演奏家をしていた2人だったが、楽団が解散し、田舎の島へ引っ越しそこで農業を営んでいた。
時代は戦争の真っただ中、戦況はどんどん悪化している。
夫婦の住んでいる村の上空にも戦闘機は飛び交う。
一機の戦闘機が目の前で墜落し、妻はパイロットを助けようと近づくがすでに命を落としていた。
そこへ軍隊がやってきて敵が来るから逃げろと言う。。
二人が車で逃げようとした時、敵の軍隊が現れ、死んだパイロットを殺したのだろう、と問い詰められる。
二人はすでに死んでいたと説明するが、軍人はカメラを回すのでその前で自己紹介をしろ、と言い、妻は言われた通り自己紹介をする。
その後、島民が政府の施設に集められ、夫婦は反逆罪に問われる。
敵のPR映像に出演した、というのが理由だった・・・・・・
と言った内容です。
ベルイマン作品にしては珍しくストレートに戦争を題材にした映画なんですが、ベルイマンらしく、その中にも様々な比喩が隠されていて、色々な観方ができる作品になっていました。
とにかく、様々なシーンで不安を煽るようなシーンが満載なんで、観ているこちらがどんどん物語に引き込まれていって、どんどん不安になるんです。
この物語は一体どうなるんだろうか?
まったくわからないまま、物語が進んでいくのが恐ろしいんですよね。
タイトルの「恥」とういのは、人間全体の恥なんでしょうか。
この映画を観ているとそんな気がします。
戦争をしてしまう人間全体をさしているのかんな、と。
そして、妻が時々口にする
「子供がほしい」
というような内容のセリフが凄くグッっときます。
この作品もまたいつか観てみたいと思いました。
気になった方はぜひ。
予告編
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