映画「デザート・ブルー」 | 渋谷宙希のブログ

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「デザート ブルー」
★★★★☆

【公開】1998年
【製作国】アメリカ
【上映時間】90分
【監督】モーガン・J・フリーマン
【原題】Desert Blue



日本では未公開の青春映画。


この映画、「ウェルカム・ドールハウス」(感想はこちら)で凄くいい役を演じていたブレンダン・セクストン三世や、「バッファロー66」(感想はこちら)のクリスティーナ・・リッチや、「あの頃のペニー・レインと」のケイト・ハドソンなどが出演しているのに、なぜか日本未公開なんですよね。


この手の映画好きなのに、なんで今まで存在を知らなかったんだろう・・・・って思いました。


アメリカの田舎を舞台にした青春映画なんですけど、これは結構好きな感じでした。



砂漠の中の街バクスター。


かつて金鉱脈で栄えた街だったが、今では人口も激減しさびれた街になってしまっている。


バクスター唯一の名物といえば、砂漠の真ん中にそびえる世界最大のアイスクリームコーン。


路上観察学の教授は娘を連れて、アイスクリームコーンを見学にやってくる。


娘のスカイは駆け出しの女優で、父との旅にはもううんざりしている。


バクスターに住んでいる若者ブルーは、アイスクリームコーンを作った父の夢であった水上遊園地を完成させようとコツコツと遊園地の建設を進めていた。


教授がアイスクリームコーンの前で写真と撮影している時に近くでトラックの横転事故が発生。


トラックはバクスターにあるコーラ工場へ、コーラの原液を運んでいる途中だった。


事故現場には異常な匂いが立ち込め、運転手は怪我はたいしたことないはずだったのに、下人不明の死をとげる。


事故現場にいあわせたブルーやスカイたちは、街から出てはいけないとFBIに言い渡されるが・・・・






といった感じの内容で、コーラの原液が実は危険な化学物質もしくは細菌が含まれていて、それが広まっては危険だってことで、FBIが街から出ないように言うんだけど、そんなに危険性が高かったらどこか特別な施設で隔離しないとダメなんじゃないの?


って思ったり、クリスティーナ・リッチの演じるパンク風少女は爆弾マニアで、なんでもかんでもすぐに爆発させちゃう。という凄い設定。



しかも、最終的にはFBIの車まで爆破しちゃうんですよ!



普通だったら即逮捕で、全米で話題になると思うんですけど、捕まった少女に対して


「もう爆発しない?」


「はい」


「放してあげて」



って!おいっえらく簡単だなぁ!


アメリカの田舎ってこんなにゆるいの??


でも、このアメリカの田舎を舞台にしたゆるい青春映画ってなんか好きです。



全てがゆるいんですよね~。


さらに、この映画の良い点は、


もしかしたら、病原菌に感染していて明日死ぬかもしれない


という状況の中で物語が進んでいく。という点です。


「明日死ぬかもしれない」と思うと人間の行動って色々変わってくると思うんですよね。


バクスターに住む少年や少女たちも、もしかしたら明日死ぬかもしれないってリアルに感じ出してからは、今まで言えなかったことを言えたり、素直になれたりしていくんですよ。


こういう構造の物語って好きです。


「マチネー 土曜の午後はキッスではじまる」とか「セイント・クララ」(感想はこちら)と似た構造の青春映画でしたね。


ちなみに、「マチネー」はキューバ危機で世界が滅びるかもしれないって時の青春物語なんです。


キャストも良かったし、脚本もバカバカしいけど個人的にがなかなかおもしろかったし、これは隠れた名作ってやつですね。



まだまだ、自分の知らないおもしろい映画ってたくさんあるんだなぁ~って思いました。


気になった方はぜひご覧になってください。




予告編








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