アート「PARASOPHIA 京都国際現代芸術祭2015」 | 渋谷宙希のブログ

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現在、京都で開催されている(2015年3月7日~5月10日)大規模な現代アートの国際展「PARASOPHIA 京都国際現代芸術祭2015」に行ってきました。


京都でこのように大規模な現代芸術祭が開催されるのは今回が初めてということです。京都ってアート関係かなり強いイメージあったので意外でした。


先に全体の感想を言うと、今回の芸術祭でこれは凄い!って思えるグッとくる作品はなかったです。


個人的な感想で申し訳ないんですけど、京都で初の大規模な現代芸術祭ってことで結構期待していたのもあるんで、自分の中でのハードルが凄く上がっていたのもあると思うんですけど、全体的にちょっと微妙な印象でした。



この芸術祭は京都市内にあるいくつかの施設で開催されているんですけど、結構な広範囲で展示してあるのでまず移動が凄く大変。


行った日は運の悪いことに天気が悪く雨が降ったり止んだりだったこともあって全ての展示を見ることはできませんでした。


最初に向かったのは、烏丸周辺の施設。


まずは京都文化博物館です。


ここでは森村泰昌の「侍女たちは夜に甦る」というシリーズの写真作品が展示されていました。


この人の作品は歴史上の人物や、有名な映画女優などに扮装したセルフポートレイトのような作品が有名な写真家さんという印象だったんですけど、今回の作品は有名な美術作品の中に自らが紛争して写り込んでいくという作品で、連作で物語のようなものがあり面白かったです。


写真のジャンルとしてはそんなに好きなものではないんですけど、やってることがおもしろいなぁ、と思いました。



京都文化博物館ではドミニク・ゴンザレス=フォルステルの「テオロ1887」という映像作品も展示してました。


これは正直言ってダメでした。


25分ほどある作品なんですけど5分くらいでもうしんどくなってしまいましたね。


他の作品はおもしろそうなものが結構あるみたいなので残念でした。


ただ、この京都文化博物館という場所は凄く良かったです。



外観はよく見てたんですけど、中に入ったのは今回が初めてで、凄く雰囲気のある建物でした。


文化博物館から移動してお次は京都芸術センターへ。



ここでは、アーノウト・ミックの「異言」という映像インスタレーション作品を展示しておりました。


これも正直ちょっと微妙でした。



企業の社内行事の映像と宗教儀式の映像を交互に見せるような作品で、ヘンテコな感じがしておもしろい感じはしたんですけど、なんか趣味ではなかったです。


ここも場所が良かったですね。


京都芸術センターは何度も来たことがあるんですけど、今回久しぶりに行ってやはりいい場所だなぁ、って思いました。



元小学校の校舎だったので凄くノスタルジックな雰囲気が漂っています。


さらに移動して、お次は京都市美術館へ。


今回の芸術祭のメイン会場となっているのがこの京都市美術館です。


近くにある京都国立現代美術館は何度か行ったことがあるんですけど、京都市美術館は初めてでした。


ここも凄くいい雰囲気の建物で凄くいい場所だなぁ、って思いました。



ここには沢山の作家の作品が展示していました。


印象に残ったものだけピックアップしますね。


ウィリアム・ケントリッジの「セカンドハンド・リーディング」という作品は、「動くドローイング」と呼ばれる素描をコマ撮りした手描きのアニメーション作品で、今回の作品は800ページほどある辞書の上に描いた絵をコマ撮りをしてアニメーションにしたもの。


簡単に言えばパラパラ漫画の凄いやつ。って感じですね。


これは凄かったです。


単純に凄いな、って思いました。




かっこいいし、オシャレだな、って凄く単純に感じた作品でした。



グシュタヴォ・シュペリジョンの「素晴らしき美術史」という作品は、もともとある写真の上に言葉や絵を描き足したドローイングやコラージュです。


アメリカの有名な雑誌「LIFE」などに掲載された写真などに言葉なんかを足しているんですけど、簡単に言えばラクガキですね。


この作品は言葉の意味がわかったほうが理解できるんでしょうけど、英語は苦手なのであまり言葉の意味は理解できませんでしたが、とにかくチョイスしている写真が素敵なものばかりで単純にいい写真選ぶな~って関心しながら見てました。





アンリ・ルンジャーンの「骨、本、光、蛍」という作品は金色の水滴のような形のお菓子を立体に並べて球体のような形を作ったもの。


これは美しかったです。



で、リアルなものなんですけど、なんだか凄くデジタルな感じがして目の前にリアルなデジタル映像があるような印象を受けました。


実物があるのに、現実感がない感じがして見てて凄く不思議に感じた作品です。


個人的には今回の芸術祭の中でもかなり気に入った作品です。





実は、好きな作家であるピピロッティ・リストの作品を見ることができなかったのが凄く心残りです。


この人の作品はいろんな美術館で何度か見たことあるんですけど、今回の凄くよさそうだったなぁ・・・・


一番上に載せている写真がそうなんですけど、この見せ方も凄くおもしろかったみたいで、頑張って行けばよかった、と後悔しております。


この芸術祭は5月10日までなので、もうすぐ終わってしまうんですけど、興味ある方っでまだ行くチャンスあるぜ!って方はぜひ行ってみてください。


公式サイト
PARASOPHIA







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