「ブラック・ムーン」
★★★☆☆
1975年のフランス・西ドイツ映画。
監督は「地下鉄のザジ」や「プリティ・ベイビー」、「鬼火」(感想はこちら)などのルイ・マル。
この人の映画は、作品によってテイストが違うのでどれも面白いんですけど、今回観た「ブラック・ムーン」はかなり異色と言いますか、ヘンテコな映画でした。
正直言ってストーリーの意味は全くわかんなかったんですけど、その意味不明っぷりが面白かったりしました。
男と女が戦争をしている不思議な世界に迷い込んだ(?)主人公リリー。
訳がわからないまま逃げ回っていると一軒の大きな家を見つける。
そこには寝たきりの老婆とその子供である姉弟が住んでいた。
リリーはその家で数々の不思議な体験をする・・・・・
ストリーは無いに等しいので、ストーリーの解説はこんなもんで許してください。
夢のような不条理な世界を再現しているのかな?と思いきや、どうやらこの映画はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」に漂うまい級に迷い込んだ感覚を再現したかったということです。
だとしたら納得の意味不明っぷりです。
アリスっぽい感じはこの映画の中に常に漂っていました。
個人的にはこの手の不思議な世界に迷い込んでしまった、不思議な話は好きな部類に入るんですけど、この映画はなんか惜しい感じが常にありました。
幻想的な一角獣が美しいし、
裸で駆け回る子供たちもどこか夢のよう。
幻想的な世界観は割と好きな感じなんだけど、いまいち乗り切れなかったのはもう少し物語性がある方が好きなのかな、と思いました。
せっかく面白い小道具がそろっているんだから、その辺をもう少し活用できていたらもっとおもしろい映画になったのではないかな、と思います。
この映画の見どころをあげるとしたらうやはり、主人公の少女リリーです。
リリーは美しくて、なおかつどこか神秘的な感じもあり、さらに凄くエロティックな感じも漂っています。
幻想的な物語にピッタリの主人公です。
子供過ぎない感じもいいです。
観る人によって好き嫌いがハッキリと別れる映画だと思いますが、ヘンテコリンな映画が好きな人だったら面白いかもしれません。
気になった方は是非、ご覧になってください。
予告編
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