「第七の封印」
★★★★☆
1957年のスウェーデン映画。
イングマール・ベルイマンの監督作品を最近よく観ています。
とにかく、全て素晴らしい!
「冬の光」(感想はこちら)、「野いちご」(感想はこちら)に続いて観たのが「第七の封印」です。
これまたやはり素晴らしい作品でした。
十字軍の遠征から帰国する旅の途中の騎士アントニウスと従者ヨンス。
ある日、アントニウス目の前に死神が現れ死を宣告する。
しかし、神の存在を信じたいアントニウスは生きているうちに神の存在を確認したいという理由から死神に猶予を求める。
そして、死神と命を賭けたチェスの勝負を申し込む。
チェスの勝負している時間の猶予をもらったアントニウスは、従者ヨンスと故郷へと向かうが、旅で訪れた村では疫病に対する恐怖が蔓延していた。
アントニウスたちは、旅芸人の一家と出会い、一緒に旅に出ることになる。
その中で、様々な人間の心の闇などを目撃するアントニウスたち。
いよいよ死神とのチェスの勝負が決しようとしていた・・・・・
といった内容。
神の存在を信じたいアントニウスが見る世界の終わり。
世界は終わりに向かっていて、アントニウスも死神に追いかけられている中、旅芸人の夫婦だけは、生きた世界にいる。
夫は天使や悪魔を見ることができるようで、自然と死を避けることができるようです。
とにかく、この映画はまずは映像が素晴らしいんですよね。
冒頭の死神が登場するシーンが凄くかっこいい。
モノクロの映像で、コントラストの強い映像が本当にデザイン的でかっこいいんですよね。
北欧の映画って感じがしてこの冒頭のシーンでもう心つかまれますよね。
内容的にはひじょうに宗教的な内容です。
「冬の光」でも神の存在に関して問いかけるような内容したが、この映画もそんな感じの内容でした。
タイトルの「第七の封印」はヨハネの黙示録から引用されているようで、作中でこのヨハネの黙示録からの引用もあります。
キリスト教圏の人々とは感じ方が違うのかもしれないですが、この映画は宗教的なことがはっきりと理解できなくても、人間の生と死という誰もが考える永遠のテーマというのが大きな要素になっているので誰もが何かを感じることができる内容のような気がしました。
とにかくこの監督の作品はまた観たいと思いました。
気になった方は是非ご覧ください。
予告編
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