「ピクニック・アット・ハンギングロック」
★★★★☆
1975年のオーストラリア映画。
1900年に実際に起こった事件を元に作られたといわれているが、実際には完全なフィクションだそうです。
今回で2度目の鑑賞でしたが、初めて見たときは実話だと思っていました。
1900年バレンタイン。
アップルヤード女学校の生徒たちがハンギングロックという山にピクニックへ行く。
ボッティチェリの描く天使のように美しいミランダと、マリオン、アーマ、イーディスの4人はハンギングロックの頂上を目指して、岩山を登っていく。
さらに、引率のマクロウ先生も姿を消し、結局生徒3名、教師1名の行方が分からなくなり、下山。
翌日、4人の捜索が行われたが一切の形跡をつかむことができなかった。
そして、行方不明者を出した学校に娘をおいておくことはできぬ、と退学していく生徒たち。さらに、教師や従業員も次々に辞めていき、アップルヤード女学校はじょじょに崩壊へと向かっていく・・・・・
といった内容です。
とにかく、この映画は少女たちの美しさが見所でしょう。
印象的なのは山に入ってから全員の時計は12時で止まってしまうこと。
この時計が止まるという現象は、若くして姿を消した少女たちを表しているように感じました。
消えた少女は永遠に美しい少女のまま時が止まる。
そんな感じがしました。
ミランダに憧れるセーラという少女が登場しますが、この子は孤児で、学校の授業料も滞っており、学校内でひどく冷遇されています。
この少女が結構物語のキモにもなっているようですが、個人的にはこの子のエピソードはなくてもよかったのでは?って思ってしまいました。
消えた少女たちと、残された少女たちや大人たち。このコントラストで十分おもしろいと思いました。
映像的にも全体的に淡い感じでとても美しかったです。
気になった方はぜひご覧ください。
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