「南へ行けば」
★★★★☆
2009年に公開されたフランス映画(日本未公開)。
今、フランス映画界でもっとも熱い女優といえばやはり、レア・セドゥではないかと思います。
最近、「よさそうだな」って思うフランス映画にはかなりの確率で出演している女優さんで、特にこの人の映画と観ようって思っているわけではないんですけど、この人が出ている映画をつい選んでしまっていますね。
今回紹介する「南へ行けば」は日本未公開作品なんですけど、これかなり好きな感じでした。
いわいるロードムービーでして、なんだかアメリカンニューシネマ的な良さを持った映画で、「断絶」とかを思い出すような作品でした。
ヒッチハイクで旅をする兄妹マチューとレアを乗せたサムは、過去になんらかの傷を持った青年。
ゲイのマチューはサムに一目ぼれし、自由奔放な性格のレアは旅の途中でジェレミーという青年に声をかけ旅の仲間に加える。
4人で旅を続けていたが、マチューがサムの持ち物の中に銃を見つけ、そのことで少し険悪な雰囲気になる。
その銃と、サムの父親が20年前、自殺をした時に使った銃だった・・・・・・
といった感じで、心に傷を持った青年サムが基本的には主人公です。
そこに加わったレアとマチューの兄妹とジェレミーの4人で旅をするのですが、旅のシーンの合間合間にサムの過去の映像が挟み込まれていて、物語が進むにつれてじょじょにサムの過去と旅の目的がわかってくるといった仕組みになっているんです。
サムが主人公なんですけど、やはり紅一点のレアが凄く存在感を示していて、やっぱタダものではないな。って感じます。
以前観た「美しいひと」(感想はこちら)や「アデル、ブルーは熱い色」(感想はこちら)で見せた美しさとはまた違った美しさを見せてくれます。
オープニングではKasabianの「Shoot The Runner」に合わせてダンスしているシーンがあるんですが、これがめちゃくちゃセクシーなんですよね。
主人公サムの旅の目的は物語進んで行くうちにわかっていくんですが、他のメンバーの目的は最後までまったくわからない感じも好きでした。
特にレアは妊娠している。ってことが最初にわかるんですけど、それも誰の子供なのか、その子供をどうしたいのか、っていうのが全くわからないんですよねー。
でも、そのなにもない感じがアメリカン・ニューシネマっぽくて好きです。
なんでもかんでも説明する必要なんてないと思いますから。
世の中わからないことの方が多いですからね。
日本未公開の作品ですけど、個人的にはかなりお勧めの作品です。
気になった方はせひご覧になってください。
予告編
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