「西の魔女が死んだ」梨木香歩
★★★☆☆
実家にあったので読んでみました。
この作家さんの本は「裏庭」という作品を読んだことあったんですが、この本は映画にもなってるようで、この作家さんにとって代表作のような作品なのかな?と思います。
中学に進んだ少女まいは学校での人間関係に疲れてしまい、登校拒否になってしまう。
心配した両親はまいを母方の祖母の家に預けることに。
おばあちゃんは自然の中で暮らす魔女だった。
魔女としての修行をすることになったまいだったが、魔女の修行とは何でも自分で考え、自分で決める。そして、決めたことはやり通す。というものだった。
田舎でのおばあちゃんとの生活の中で心の成長をとげるまいの物語。
少女とおばあちゃんの素朴な生活がとてもいいです。
おばあちゃんの土地になっている野イチゴを摘んでジャムを作ったり、飼っている鶏の世話をしたり、植物を世話をしたり、部屋の掃除をしたりして一日過ごす。
勉強も自分で少しづつやり、豊かな生活を送る。
しかし、おばあちゃんの家の近所に住んでいる男がとっても嫌なやつで、まいはその男に対して凄く嫌悪感を感じている。
ところが、おばあちゃんはまいが嫌悪感を抱いているその男に対しても平等に接していて、まいはそのことが不満で仕方がない。
ある日、鶏がイタチか犬に殺されてしまい、まいは凄いショックを受けてしまう。
そして、人は死んだらどうなるのだろう?
という疑問をおばあちゃんにぶつける。
おばあちゃんは人は死んでも魂は残る。
というようなことを話して、もしも自分が死んだらそのことを証明してあげる。
という約束をします。
この辺りのお話の流れがよかったです。
この本には、「西の魔女が死んだ」の後日談になる「渡りの一日」という話が収められています。
この物語を読むとまいがその後も魔女の修行を続けて、ちゃんとした魔女に近づいているのがわかります。
児童小説として、なかなか良い物語だったと思います。
自然と共に暮らすおばあちゃんの生活が素敵と思える世の中がいいなぁ、と思います。
映画も機会があれば観てみようかな、と思いました。
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