「花のようなエレ」
★★★☆☆
1971年に公開されたフランス映画。
南仏のある村。
17歳の青年ファブリスは休暇で実家へ帰ってくる。
ファブリスの母親は若い男と情事にふける日々。
兄はインドシナ戦争から帰還し、精神的に少し異常をきたしている。
ある日、ファブリスは少女エレと出会う。
エレは精神に障害を持っており、言葉を話すこともできない。
しかし、そんなエレの純真無垢な心に触れ、次第にファブリスは心を惹かれてゆく。
この映画の素晴らしいところは何と言っても南仏の美しい情景エレの純真な心の美しさでしょう。
情景の美しさと純粋な心の美しさが両方描かれていのがとてもよかったです。
青年ファブリスにとってエレの純粋さはとても美しく映るんですが、その純粋さを求めるファブリスの心はすでに純粋さを失っている気がします。
自分の中にはもはやわずかしか残っていない純粋な心を求めるようにエレに惹かれていったような印象でした。
この映画に登場する人物は基本的にはクセのある人物が多いです。
母親は異常に息子を可愛がっているんですが、若い男との情事にふけっています。
ファブリスもマザコンではないか?というぐらいに母親に抱きついたりキスをしたりします。フランスでは普通なんでしょうか?
そんなファブリスが母の情事の現場を目撃してしまうから大変です。
しかも、母親も見られてもなお情事をやめなかったのが凄い。
変態親子ですね。
兄貴もかなりの曲者で、戦争から帰ってきてからは酒びたりの日々。
セリーヌの「なしくずしの死」なんか読んじゃってます。
かなり危険な状態ですね。
そんな中にいるからこそエレの純粋さが輝いて見てたのかもしれません。
この映画はラストがどーも納得いかないんですが、結局なにが言いたかったのだろうか・・・・
という終わり方です。
気になる方はご覧になってください。
映画の予告編ではありませんが、サントラCM
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Plastic-Mix 20140719
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