「映画をめぐる美術」東京国立近代美術館 | 渋谷宙希のブログ

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東京美術館巡り その3
「映画をめぐる美術 マルセル・ブロータースから始める」東京都近代美術館

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東京での美術館巡りの最後は国立近代美術館で開催中の「映画をめぐる美術」という企画展へ行ってきました。

この展覧会では映画をテーマにした様々なアート作品を展示してました。

個人的には映画もアートも大好きなので、このような展覧会はとても興味をそそられます。

フィルム、写真、インスタレーション、など様々な作品が提示されていて、とても華やかでした。

映画に関する作品なので、おのずと映像作品が多く、観るのに結構時間がかかりましたが、楽しめた展覧会でした。

個人的にとてもおもしろかったのが、やなぎみわ という作家の「グロリア&レオン」という作品です。

兵庫県出身のやなぎみわさんなんですが、この人は写真家として知っていたので、もちろん写真作品だと思っていたら、映像作品で、これがまたとてもよかったです。

写真家としてとても有名な人でこんな写真撮ってます↓独特の世界観とアイディアがあって評価の高い写真家さんです。


以前、大阪の国立国際美術館で個展していて見に行ったのを思い出しました。

そーいえば、その時の個展でも映像作品があった気がします。

今回の作品は映画「レオン」を全員女性で演じるというおもしろい作品でした。



登場人物は基本はレオンとマチルダの二人なんですが、二人を演じるのは学生服を着た女性。他の登場人物も全員女性で、制服を着ている。

これだけで、なんとも不思議な感覚になるんですが、画面が二つに分割されていて、一方で演技をしていて、もう一方ではその演じている二人を眺めている制服姿の女性たちがいるのです。

眺めている女性たちはスタッフであり、出演者でもあるようです。



この客観的な視点を同時に捉えているのがとてもおもしろい感覚になり、約26分ある長い作品でしたが、全て観ました。



ピエール・ユイグの「第三の記憶」という作品では、映画「狼たちの午後」のモデルになった事件の実際の当事者に当時の事件を再現してもらうという映像作品がとてもよかったです。



「狼たちの午後」は好きな映画なんですが、モデルになった事件の詳細はそんなに詳しく知らなかったので、事件の当事者から事件について語られる姿を見てなんだか不思議な感覚になりました。

映像の構成もとてもおもしろくて、当時の実際の映像が入ってきたり、映画のシーンが入ってきたりして、観ていて単純におもしろかったです。

特におもしろかったのが、銀行強盗に行く直前にみんなで「ゴッド・ファーザー」を観てテンションを上げて行った。

というエピソード。

アルパチーノの演技みてテンション上げた犯人がその数年後に自分の役をアルパチーノが演じることにはるなんて不思議な縁ですね。




アナ・トーフの「偽った嘘について」という作品はドライヤーの代表作である「裁かるるジャンヌ」を写真によるスライドで見せるという作品でした。

映画を最近観たところだったのでタイムリーな感じがしてうれしかったです。

作品自体も映画を写真で再構成するという試みがおもしろく感じました。



他にも映画をめぐる美術作品がたくさん展示されていて見ごたえのある大変おもしろい展覧会でした。


展示の形式もおもしろくて、シネマ・コンプレックスのような展示方法だったので、見るだけでワクワクするような展示でした。




このような展覧会はぜひ関西でもやって欲しいです。























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Plastic-Mix 20140516




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