とても重たい球体を吊るしてある、日本未来科学館ですが、天井は軽いです。



地震で天井のパネルが落下する事故を教訓に、天井にはパネルではなく布を使用しているそうです。


地震といえば、5Fに「高感度地震観測網「Hi‐net(ハイ・ネット)」があり、全国約800ヵ所に埋められている地震計から送られてきたデータを細かく見ることができるのですが、手元のデータを見ていたら「福島」のグラフに大きな波が!


データが科学未来館に届くのに2時間ほどのタイムラグがあるので、実況ではありませんが、データがかなりリアルです。

「地震あったの?」と親子で驚いていたら、近くに居た係りの方が「青森見て」「東京見て」とおっしゃるので、同時刻のデータを表示。


他ではグラフの幅は通常(?)程度でした。

体感しないけど、常に揺れているらしいです。


足の下のコト、毎日ちゃんとデータを取って調べている人がいるって、なんだか勇気付けられませんか?

こぉたさんが色んな講演で聞いた話しでは、地震にしろ噴火にしろ、来るのがわかっても数分前なので、今のところ、直前にしか避難警報が出せないらしいです。

予測は、凄く難しいらしいです。

パターンなんて、存在しないらしいです。

まぁパターンが取れるほど、地震や火山の噴火があったら困るしね。


それでも毎秒測定する機材やソフトを作り、集計する頭脳を作り、それを管理する人達がいる。

凄いなって、思う。

その行為に報いる為にも、飲料水や食料、家具の固定や、避難用具はちゃんと確認しておこう。

自分達で出来る事は、自分達で。

でも旅行先で、地震来たら困るなぁ…


「何事も無く!無事帰れますように!!」


神頼みしていた、未来科学館です。