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手外科医X

主に前腕より先の手外科を専門としています。
手外科医として独り立ちをして数年の駆け出しです。

よくある疾患から、重症例まで、色々悩みながら、考え、患者さんと対話しながら治療を行なっています。

(フィクションです)

高エネルギー外傷症例、前医で見逃し。

いわゆるChauffeur's fractureで、おそらく最初は転位がそれほど無かったが、数ヶ月経って骨片が落ちてきたと考えられます。

手根骨SL離開もあり、複合損傷で長期的な予後は悪そうです。

4Couner fusionも考えましたが、まずは解剖学的整復を試みることとしました。

骨切り、骨移植、プレート固定、創外固定を行いました。

DISI変形はある程度整復されましたが、創外固定を外すと再発してくると思います。今後は痛みがどの程度でるか、DISIがどの程度出るか、慎重に見ながら、患者さんと対話して治療を進めていきます。

非常に難しい症例です。