タイトルのままです。
とある(日本の)バラエティ番組で、
「せっかち VS のんびり」
と題してトークをしていた。
トークしている人のうち9割くらいはせっかちな人。
のんびりな人は1割
街の人のインタビューでも、
コンビニの会計で小銭を用意していないとイライラする。とか
効率だけを考えて無駄を省いて動く人が実に多いこと。
そして、そう動かない人は、とろい奴、ポンコツとでもレッテルが張られる風潮。
日本にいた時、そういう社会の風潮を確かにヒシヒシと感じていた。そして、それでみんな生きづらくなっているのに、今回このバラエティを見て、まだ日本は変わってなかったんだと、悲しくなった。
私は、のんびりしている。
でもせっかちな日本の社会でせっかちが良しとされている中で、せっかちなふりをしていた。
だから、せっかちな人の言うこともわかるし、でものんびりな人の気持ちもよくわかる。
せっかちを強要されるのは、日本にいるときに一番嫌なことでした。どこにいても気を張らないといけないし、プレッシャーを感じます。
空気を読んだりするのは、小さいころから苦手でしたし、マナー、効率化、すべてストレスを感じました。
だから私は、海外で生活をするようになったのかもしれない。
そういったしがらみから離れてみて、その効率化のためにどれだけ精神が疲弊しているか、マナーがあってるかびくびくしたり、空気を読むために、考えて考えて、堂々巡りになり、一日中相手が何を考えているか想像するという無駄な時間を費やしていた。
バラエティを見て、改めて私はのんびり屋なんだと気づきました。番組内ののんびり屋のタレントさんは、とても幸せそうでした。ど天然ともいわれていましたが。
幸せなのんびり屋になれたらいいな。