日々、銃による無差別的な事件が多く起きているカナダの隣国アメリカ
バンクーバーも、実は他人ごとではありません。
アメリカとの国境のある市では、ギャング関連と言われていますが、
ほぼ毎日、銃による殺人事件がニュースになっています。
無差別ではないから、公共への危険はないと警察は発表しますが、
実際には、人違いや流れ弾で殺されている人もいなくはないです。
そこで、たまたま見た一本のアメリカ映画(実話を基にしてある)
から、派生していろいろ見たのですが、
アメリカ人やアメリカ社会は
かなり独特な考え方をする人たちなのかもと
今更ながら思い始めました。カナダの社会、もちろん日本とも違う点
映画その1 実話が基
compliance (邦題 コンプライアンス 服従の心理 2012年)
大手マクドナルドのアメリカの店舗で起きたいたずら電話に端を発する事件。かなり不可解で疑問が多かった。特に、この映画の事件と実際の事件の後の裁判などを読むと、アメリカの司法制度と人間の心理が私には、ほぼ理解できず、いろいろ派生でその2、その3、その4と関連映画を見ることになった・・・。
映画その2 実話が基
Stanford experiment (邦題 スタンフォード監獄実験 2015年)
社会心理学の実験で、実際に1970年代にスタンフォード大学で行われた実験の映画版
映画その3 実話が基
The experimenter (邦題 アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発 2015年)
第二次世界大戦後の1960年代に行われた社会心理学の実験で、ミルグラム博士の実験
映画その4 小説が基になった映画
Runaway Jury (邦題 ニューオリンズトライアル 2003年)
これも映画その1からの派生。なぜ、実際に犯罪を犯した人よりも、企業の責任として、企業が莫大なお金を払わなければ行けないのかがどうしても腑に落ちなくて。結局は、お金のある所から取れるだけ取りましょうという弁護士の欲望が大きいのか。しかしながら、企業へのダメージを与えて法律を変えるという作戦は理解できる。巨大な権力や企業、団体へ個人が立ち向かうには、社会を動かす力が必要だから。ただ、元に戻って、映画その1コンプライアンスの場合、マクドナルドがそこまで大きく関与しているようには思えない・・・。アメリカ司法の摩訶不思議だ。