エストロゲン
女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲンを含む食品は、大豆、ナッツ類、果物、オーツ麦、大麦、マメ科の植物などです。特に大豆に多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをすることが知られています。また、亜麻仁やゴマに含まれるリグナン、ザクロや赤ワインに含まれるポリフェノールも、植物性エストロゲンとして作用することがあります。
 
【主な植物性エストロゲンを含む植物】
大豆・マメ科植物:イソフラボンを豊富に含み、納豆、豆腐、味噌、豆乳などから摂取できます。
ごま・亜麻仁(フラックスシード):リグナンを含みます。
果物(イチジク、オレンジ、ザクロなど):ポリフェノールの一種であるエストロゲン作用をもつ成分が含まれています。
カシス:カシスアントシアニンにフィトエストロゲン活性が報告されています。
ハーブ:シャタバリは植物性エストロゲンを豊富に含み、女性向けのハーブとして利用されています。チェストベリーは女性ホルモンのバランス調整に役立つとされ、月経前症候群(PMS)の緩和に期待されています。
いも類:サトイモ、ヤマイモ、自然薯などの粘り気のあるいも類には、女性ホルモンの元となるDHEAが含まれています。
【摂取する際の注意点】
・バランスの良い食事を心がける:特定の食品に偏らず、様々な植物性エストロゲンを摂取することが大切です。
・過剰摂取に注意:特にサプリメントからの過剰摂取は避けましょう。大豆イソフラボンは、特定保健用食品制度で1日の摂取目安量が特定されています(特定保健用食品で70mg)
・製品の安全性:プエラリア・ミリフィカのように、体内で強い作用を示すものもあるため、使用には注意が必要です。
※プエラリア・ミリフィカ
バストアップやスタイルアップなどの美容を目的としたプエラリア・ミリフィカという原材料配合の健康食品が販売されています。
過剰摂取により、嘔吐、腹痛、下痢などの消化器障害や発疹、じんましんなどの皮膚障害の他に、月経不順や不正出血といった症状が報告されています。1日あたりの摂取量を守ることが大切です。