はちみつ
蜂蜜(はちみつ)とは、ミツバチが花の蜜を採集し、巣の中で熟成させた天然の甘味料のことです。ミツバチは花の蜜を巣に持ち帰り、羽を使い水分を飛ばして濃縮し、酵素で分解して長期保存できるように熟成させます。約8割の糖分と約2割の水分によって構成され、ビタミンやアミノ酸、ミネラル類などの栄養素をわずかに含みます。
 
【はちみつの種類】
単花蜜:1種類の花から集められた蜂蜜です。西洋ミツバチは採蜜量が多いため、ひとつの種類の花の蜜を集中して取ることができます。特定の花から採集された蜂蜜。例えばレンゲ、アカシア、トチ、みかん、ソバなど
百花蜜:日本ミツバチは採蜜量が少ないため、基本的には1年に1回しか巣からしぼることができません。そのため、集められた蜂蜜はすべて百花蜜になります。複数の花から採集された蜂蜜です。
【はちみつの作り方】
1.働きバチが花の蜜を採集し、巣に持ち帰り、貯蜜係のミツバチが羽を使い水分を蒸発させ、濃縮する。
2.ミツバチが持つ酵素で、ショ糖をブドウ糖と果糖に分解する。水分が約20%程度になると蜜蝋で蓋をして保存する。
3.人間が巣板から蜂蜜を取り出し遠心分離機で蜜蝋と分離して瓶詰めする。
【純度】
蜂蜜の純度とは蜂蜜に他の物質がどれだけ含まれていないか、つまり、どれだけ天然のままの蜂蜜であるかを示す指標です。純粋な蜂蜜は水飴や砂糖などの添加物が一切含まれていない天然成分100%の蜂蜜を指します。
・パッケージに「純粋」と表示されている場合、天然成分100%の純粋蜂蜜であることを示しています。
・純粋蜂蜜は蜜源となる花の種類や産地によって味わいが異なりますが、日本人は比較的あっさりとした甘味の国産蜂蜜を好む傾向にあります。
【花粉】
純粋蜂蜜には、蜜源となる花の花粉が一定の割合で含まれています。例えば、レンゲ蜜ではレンゲの花粉が60〜80%程度、アカシア蜜ではアカシアの花粉が30%程度含まれているのが目安です。
【蜂蜜の主な花の種類】
アカシア:癖のない穏やかな香りとマイルドな甘さが特徴で、蜂蜜の女王と呼ばれています。
栃:コクのまろやかな甘さが特徴で、特有の香りとしっかりとした旨みがあります。
そば:黒蜜のようなコクと薬膳的な味と際立った力強い花の香りがあります。
さくら:桜の香りがほのかにする癖のない蜂蜜です。
菜の花:菜の花の香りがふわっとします。味わいは濃厚で比較的癖のない蜂蜜です。
その他、栗、あざみ、藤、野ばら、びわ、みかん、など様々な花から採集されることがあります。