モグラの生態
モグラは哺乳類で、日本を含む北半球で広く生息しています。体長は12〜18cm程度で、種類によっては20cm程度まで成長します。見た目は全身が細かい毛で覆われており、濃い褐色や黒褐色が特徴です。体毛に覆われていない鼻先と手足の部分はピンク色をしています。
「モグラが太陽に当たると死ぬ」という俗説は広く信じられていますが、実際には太陽光そのもので死ぬわけではありません。モグラが地上で死んでしまう主な理由は、目が退化しているため地上では獲物を見つけにくく、また、空腹に弱く数時間食べないと死んでしまうため、慣れない地上で長時間活動できないことによる餓死や縄張り争いによる敗北などが挙げられます。そのため日光が直接の死因ではありません。
モグラは生涯を通してほぼ土の中で生活するため、土をかき分けやすいように前足が大きく成長する特徴を持っています。また、モグラの食性は肉食で、地中にいるミミズやカエル、コガネムシなどの幼虫を好んで食べます。唾液に麻酔毒を含む種類のモグラも存在し、餌を生きたまま巣穴に貯蔵する特性もあります。
大雨や雨が長期間降った後にモグラの被害が増える理由は、雨により土壌中の水位が上がってくるので、普段は地中深くに住んでいるモグラが溺れるのを防ぐために、地上近くの土壌にモグラが移動するため、被害が増える傾向にあります。また、農産物の食害についてはモグラは肉食のため農産物を食べることはありません。野菜などのかじられた跡などはネズミや猪、ハクビシンなどの動物が原因です。
 
【モグラ対策】
⚪︎匂いで追い払う
モグラの嗅覚を刺激して不快にさせ、遠ざけます。市販の忌避剤(木酢液、ヨード)や炭の焦げた匂い、コーヒーの粉などが利用できます。
⚪︎音や振動で追い払う
電子式やソーラー式の撃退グッズはモグラが嫌がる音や振動を発生させ、地中に伝えて追い払います。
⚪︎捕獲
モグラの本道トンネルに捕獲器を設置します。
【ネズミ対策】
⚪︎環境を整える(食べ物、水、巣材をなくす)
食材は密閉容器や戸棚に入れ、生ゴミは必ず蓋付きの容器で保管します。また、水回りを清潔に保ち、ネズミが水分を得られる場所を減らします。さらに衣類、新聞紙、ダンボール、布類などネズミが巣作りに使う材料を放置しないように整理整頓し、片付けます。
⚪︎侵入経路を遮断する
壁や床の隙間、配管周り、通気口などを点検し、金網やパテで塞ぎます。
⚪︎ネズミが嫌がるものを使用する
ハッカ油、エタノール、ミント、ハーブ、わさび、唐辛子などの刺激的な成分を含むものを使用すると、ネズミを寄せ付けにくくする効果があります。