日本が何故こんなにおかしな国になっていったのか?皆さんは自分の成りの理論をお持ちだろうか?
私が以前金融の会社に居た頃、ソ連の崩壊という歴史的瞬間を見たのは素晴らしい経験だったと思っている。
当時大国だったソビエト連邦が崩壊し、米ソ冷戦が終了した・・・その時、金融会社に出入りしているアナリスト達は「資本主義の崩壊・アメリカの終焉」のシナリオをアピールしていた。
あれから30年以上が経過し、資本主義の崩壊もアメリカの終焉も現実味を帯びてきた。
中国もソ連も共産主義で成功した国は無いと当時大騒ぎされる中、私の上司が「共産主義で唯一成功した国があるそれが日本だ」と言っていたが、当時は意味が分からなかった。
今はよく分かる、日本は共産主義の国であり、共産主義者が日本を動かしていると言う現実がある。
その発端はもちろん大東亜戦争、あの戦争で第一に知っておかなければいけないポイントは「当時の日本は戦争する以外に道は無かった」という事だと思う。
あの悲惨な戦争がどうのこうの、原爆被害がどうのこうの・・・生まれてこの方散々その話を聞いてきたが、戦争する以外の選択を聞いたことが無い。
もちろん戦争せずに降伏すると言う選択はあったが、今のアフリカのようにもっと悲惨な現状が待ち受けていた事は明白だろう。
問題は戦争終結前に「国家治安維持法」という法律が執行され、日本国内に居た「共産主義の思想を持つ者」は危険分子として刑務所に収監された。
当時共産主義者たちは戦争拡大に大賛成で、戦争推進派でもあった。
もちろん彼らの狙いは革命であり、既存権益の破壊と崩壊なのでひたすら過激なことを繰り返していた。
だから戦争へ向かう日本では彼らは国家意思統一の邪魔になる、国家転覆を狙う危険分子として逮捕、拘留した。
そしてご存じの通り、日本は敗戦し日本の為に戦った親日派は東京裁判を始め「罪人」として葬られた・・・
しかし日本は国として復興を目指さなければ成らないが、肝心の働き手を戦争と東京裁判で失い、残ったのは老人と女性達と子どもだった。
働き盛りで経験も体力も充実し、高い教育を受けた青年・中年が居ない状態だった・・・一箇所を除いては。
そう刑務所に居た共産主義者達が一気に社会へ放出され、彼らは学歴を持ち、体力も社会経験もあった。
もちろんGHQの後押しもあり、共産主義者達が教育・マスコミ・国営企業の中枢に入り込み日本を復興させた。
日本の戦後の復興は機会があれば書くが、共産主義者達の活躍など一ミリも無く、アメリカによる投資で復興し、見事にバブル崩壊でその投資の数万倍のお金を抜き取られた。
しかし、日本という国のマスコミと教育がおかしいのはこういう経緯があるという面を知って欲しい。
その上で今の日本の先行きを考えて欲しい。
林千勝先生という人が講演会で良く言っているが、共産主義を作ったのもこれまた国際金融資本なのだ。
日本がおかれている状況、外国資本の悪意に早く気付くべきだ。
そうしないといつまでも本当の敵は見えてこないし、何をすべきかも分かってこない。
戦争の目的を知っていますか?相手国に言う事を聞かせる、要望を飲ませるために武力を使うのです。
今の日本はアメリカや中国、韓国にまで言い成りになっています、つまり戦争状態よりも良くない状態だと早く気付くべきなのです。