日本人は誉め下手だ。

いや、寧ろ誉めることは、良くないことだと思っている人もいるくらいだ。

ゴマをする、おべんちゃらを言う、媚を売るなど、否定的な解釈だ。

確かに、これらは自分の利益のために行うものだから、否定的になるのも頷ける。

しかし、本当の誉めるとは、自分のためではなく、相手のことを思い、相手の良いところを見つけて、それを認めてあげることだと思う。

相手の良いところを見つけて、それを伝えてあげることなので、誉めるとは本当に素晴らしいことだ。

もちろん誉められた方は嬉しいし、また前向きになり、テンションが上がり、やる気も起こる。

それを見た誉めた側も、同期発火し、幸せな気持ちになる。

心理学に、好意返報性と言うものがある。

これは、好意は好意でお返ししたいというもの。

やはり、誉められたら誉め返したいと思うのが人情で、これによってお互いがハッピーになれるという訳だ。

これって本当に素晴らしい。

もっと多くの人が、他人を上手に誉めることが出来るような世の中になって欲しい。